2019年03月28日更新

【センター国語】2017年慶應義塾大学商学部合格者の過去問対策・解き方

the-study.jp_2019-03-28_12-53-29.jpg
年度
2017年(現役)
入学
慶應義塾大学商学部
出身高校
国立お茶の水女子大学附属高校
センター試験
英語 180点 / 数I・A 85点 / 数II・B 85点 / 国語 165点 / 日本史 90点 / 地理 85点 / 化学基礎 35点 / 地学基礎 35点

センター国語の目標点とその達成のために1番重要だと感じていたことを教えてください。

目標は8割の160点以上。というのも、国語は年によって難易度が変化しやすく、過去問をでも点数が安定しなかったため、他の教科の足を引っ張らない程度の点数に設定しました。また、「目標点が高く試験中わからない問題に出会ったとき焦る…」なんていう状況にならないためでもあります。

センター国語は現代文・小説・古文・漢文を80分以内、単純計算で大問1つにつきMAX20分しかかけられないというかなり無茶な試験。時間もなく問題形式も独特なセンター国語には、ひたすら過去問を時間内に解き、自分なりの時間配分を考えて挑むことが大切です。

時間配分は、古文漢文を合わせて30分、そして25分評論25分小説でした。実際は大問のどれかが目標時間よりも早く終わるため、最後にの5分にマークミスがないか見直しをすることができました。古文漢文は焦らなければ解けると思い、時間に余裕があり焦りにくい最初に解きました。浅い理解になってしまいますが、小説や評論文は、時間が足りないときに文章を読む速度をあげることで時間調整が可能なため、最後にまわしました。

センター国語の対策で使用した参考書・問題集と使い方を教えてください。

私の受けた私立は国語の試験の無いところや配点の低いところが多く、しかもセンター試験は他の試験とはかなり違う問題形式のためあまり時間をかけたくありませんでした。そのため対策はセンター試験2ヶ月前から始めました。

最初の1ヶ月は週に1回、(土)は現代文と古文、(日)は小説と漢文とわけて35分過去問を解きました。過去問を通し自分が古文単語を忘れていることに気づいた私は『formula600』という単語帳を毎日80個ずつ復習することに決めました。

残りの1ヶ月、もう時間がない。あとは試験問題に慣れることが大切。そう思い3日に1回のペースで75分でセンター国語の過去問を大問1~4まで解くことをひたすらしました。最終的に過去問を20年分やりましたね。

Sponsored Links

センター国語の第1問(評論)の対策・解き方を教えてください。

評論文は1,2年のうちは塾で関関同立早慶の過去問を『大学入試全レベル問題集 現代文4私大上位レベル』を使って解きました。3年の春には同じシリーズの5を終わらせました。過去問を20年分解いたことで気づいた、大問1・2を解くコツ。それは「段落ごとに内容をとらえること」です。

え?センターって全体の流れを把握するんじゃないの?と思う方もいるかもしれません。もちろんそれは間違っていません。しかし、全体の流れをとらえ間違えてしまった場合、失点の確率が高まります。

そもそも、そんなことができるなら最初からセンター国語なんて満点取れるわ!…って私はツッコみたくなりますね。笑 センターの問題は文中の傍線部に関する設問に答える形式。その傍線部が引かれている箇所は、その文章の「意味段落につき1つ」なんです。

しかも設問ごとに内容がその段落の中で完結しているため、ほかの段落にもどってみる必要はありません。根拠は基本的に意味段落内でとれることがほとんどでした。意味段落を正確にとらえる必要はありません。「あ、場面が変わったな」とか「内容がなんとなく変わったかな」でいいんです。

段落が変わったと自分で感じたら、その段落内で答えを見つけてマークする。1段落は短く、その時はまだ内容を覚えているので、問題文を読んで「あ!これ、あそこらへんに根拠があったな」と思い出せます。こうすることにより、いちいち読み直す手間を省けます。このちょっとした時間の節約が重要。国語は時間勝負ですからね。

センター国語の第2問(小説)の対策・解き方を教えてください。

小説も大問1と同じように意味段落ごとに設問がつくられているので、基本的な解き方は大問1と同じです。ひとつ違うのは、小説は登場人物の心情や場面の状況が聞かれる、ということ。

心情理解が苦手で、評論文はできるけど小説は苦手…という人は多いと思います。実際私がそうでした。けれど、登場人物の心情の根拠って傍線部の近くにかいてあることがほとんどなんですよね。

その心情が現れているのが、情景か人物の行動。例えば、直接「つらい」と表現されてなくても「空はどんよりしていた」と小説では書かれています。つまり、小説で出てくるモノや風景は、「ただのモノや風景」ではなく、『必ずなにか役割をもってでてくる』ということ。このことを意識してください。そのことを念頭においておけば、小説の設問について、根拠がとりやすくなると思います。

センター国語の第3問(古文)の対策・解き方を教えてください。

>古文は、基本文法・単語暗記をできていることが前提です。特に古文の最初の単語問題は文章を読まなくても2択以下には絞れます。単語問題と文法問題は正答率が高いので、ここでの失点は痛い。なにより単語がわからなくては、古文は理解できません。

高校3年生の秋、点数の伸びなやんだ私は『formula600』という単語帳を赤シートで隠し、わからなかった単語に付箋をつけました。(100均で売っている細い付箋がオススメ。)付箋を貼ることで「自分がどれだけ忘れていたか」が明確になりました。1年生のころから『formula600』を続けていたのにかなりの数の単語を忘れていて驚きました。ああ、こんなに忘れてたら点数のびいないな…って。

私の経験上、古文の点数に伸び悩んでいるのなら、原点に立ち返って、単語や助動詞の活用を復習してみることをお薦めします。

センター国語の第4問(漢文)の対策・解き方を教えてください。

漢文は『漢文ヤマのヤマ』という問題集を1年生の時に2周しました。漢文は「単語帳」なるものが存在しないので、大切なことは「場数を踏む」ことと「わからない単語は二字熟語にしてみる」こと。

例えば「過」→「過失」というように、二字熟語にすることで意味をとらえられます。また、場数を踏むことで漢文の思想や文のパターンがわかるようになります。例えば「具体例→例え→教訓」という漢文あるあるの流れ。だからはじめ内容がわからなくても、最後の「教訓」(文のまとめ)の部分を読むことで、今まで何を言っているかわからなかった「具体例→例え」の部分の意味がわかることが多々あります。わからなくても、漢文は最後まで読んでみることも大切。

センター国語の対策を振り返って本番の点数に直結したこと、直結せず後悔していることを教えてください。

私は過去問を20年分解きましたが、評論文に関しては10年分まででよかったと思います。というのも、20年もすると評論の世界の常識・流行が今と違ってくるため、評論文を読んでいて「あれ、なんか言ってることが今の評論と違うなあ」ということになることもしばしばあったからです。

一方小説に関しては、形式の揺れも小さいため過去問を多く解くのはとても良い対策になりました。

最後にセンター試験を終えた今だからこそ言えるセンター国語で高得点をとるためのアドバイスをお願いします!

国語は1番安定しにくい教科で、センター当日まで不安の残る教科だと思います。大切なのは「練習通りのやり方で解く」こと。私は本番、漢文で少しつまづいてからいつもと違うやり方で解いてしまい、ミスが増えました。

もちろん「練習通りのやり方で解く」ためには、過去問をできるだけ多く解くことが必要です。過去問を解いていく中で自分なりのやり方や間違える部分がわかってくるはず。それらを理解して本番に挑むことで、普段通りのやり方でより安定した点数がとれるはずです。

【PR】今なら「スタディサプリ」が2週間無料!

志望校対策を本格的に行っていく高3生は志望校対策講座として、高1,2生は早期の志望校対策・受験対策として試しておきたいのが「スタディサプリ」。

スマホ、タブレットでプロの予備校講師の授業が見放題、GMARCHや早慶、国立の志望校別対策の講座やセンター対策講座、高1、2年生向けの通年講座もあります。

『月額980円(=問題集1冊分の料金)のみ』『今なら2週間無料』のでとりあえずプロ講師の授業がどれだけ学校や一般の塾・予備校の授業と違うか体感してみると良いかと思います。

この機会に超一流プロ講師の通年講座、志望校別対策講座などの各教科の授業を見てみてください!


スタディサプリ