2019年03月28日更新

2017年東京大学文科三類合格者の配点・合格最低点超えの戦略

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年度
2017年(1浪)
入学
東京大学文科三類
合格大学
早稲田大学文学部
出身高校
沖縄県私立興南高校
センター試験
英語 200点 / 数I・A 91点 / 数II・B 97点 / 国語 168点 / 世界史 91点 / 地理 83点 / 化学基礎 46点 / 物理基礎 46点

初めて全教科の過去問を解いたのはいつですか?また合格最低点を越えることができましたか?

国数英は高2の2月、社会は高3の10月ごろです。

僕は英語が得意で、国語が苦手でしたが、実際に解いた時はどの教科もほとんど手が出ませんでした。国語は古文漢文が比較的読めたものの、英語は英文を理解することもほとんどできず、数学はかなり易化していた大問をのぞいて何もできませんでした。

点数は当時出していませんでしたが、いずれも得点率30%程度だったと思います。社会科でも、論述問題に慣れていなかったこともあって、得点的には60点満点の10〜20点程度の出来だったと思いますが、地理に関しては比較的わからなくて手が出ない問題は少なかったです。

それらを踏まえて、まずは英語で半分の60点、数学で80点満点の30点を夏秋の東大模試の目標とし、相当苦手意識があった国語と未収範囲が多すぎる社会科はあまり具体的に目標を決めませんでした。

それから夏休みに英語の過去問を大問ごとに少しずつ取り組み、数学は8月ごろから完全に過去問だけをとくようにしました。

直前期合格最低点を超えるようになりましたか?直前期に各教科何割程度とれていたのか、またどのような対策が合格最低点超えにつながったと思いますか?

はじめにお伝えしておきますが、僕は1年間浪人して東大に合格しました。しかし、現役時ではセンター試験こそ失敗したものの、東大の試験自体は最低点を取りえる250点で、約3点の不足で不合格になりました。

そこに至る対策方法はおよそ間違っていた訳ではなかったと考えているので、主に現役時代の直前期を書いていきます。

直前では比較的英語と社会が伸び、英語で70点台、社会は世界史と地理を合わせて70点を超える程度得点できるようになりました。一方で、国語の過去問を本格的に解き始めたのはセンター後だったため、直前に伸ばしきることができず、数学も問題のセットによっては手が出ずにいました。

そのため、直前に受けた東進の東大模試ではおおよそ英語75点 数学10点 国語40点 社会75点の計200点で、文科三類の二次試験での目標250点には全くとどいていませんでした。

しかし、本番で最低点以上を取るため、2つの対策をとりました。1つ目は、地歴の時間を測った演習です。社会科ではまだ解く時間が足りなかったために失点しているところがありました。そのため2月からは徹底的に150分の演習を積み、解答用紙も東大に似せたものを使いました。

2つ目は、数学で2題完答することです。東大文系では、4題中2題解ききることができれば合格に大きく近づきます。そのため、過去問を見ながら「自分に解ける問題、そうでない問題」を考えることで、本番を意識したトレーニングを積みました。

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この学部の配点・自分の得意科目・不得意科目・各教科の難易度を考慮した上での特点戦略を教えてください。

僕は英語が得意だったため、本番では英語と社会で点をとり、数学と国語で半分取ることを目標としていました。数学は年によって大幅に難易度が変化し、差をつけられてしまったら合格は遠くなります。そのため、状況に応じて数学は「点を稼ぐ」のか「落とせないところだけ解く」のかを判断しようと考えていまいした。

現役時代の本番での得点は英語77 数学51 国語57 社会65 計250でした。浪人時は英語86 数学61 国語57 社会73 計277でした。いずれも、基本的には英語で稼いで数学では「簡単だったから稼いだ」という感じで、社会での得点が僕の合否を左右しただろうと思います。

僕の場合は英数で点を高くしたことが浪人時の合格につながりました。逆に、国語と社会で差がつけられない受験生は数学の出来がかなり重要になってきますので、数学の得点安定化を目標とするといいでしょう。

この学部の合格最低点を越えるために合格したからこそ言える総合的なアドバイスをお願いします。

東大の入試では、英語が80点以上で安定できれば合格が近づくと僕は思います。また、特に現役生は社会の演習があまりできなかったり、僕のように国語が苦手で点が出なかった場合だと数学が非常に重要になってきます。

東京大学文科3類では、数学がとても難しかった2015年度入試で、最低点が311点、一方数学が比較的取り組みやすかった2016、2017年度は344点となっています。このように、数学の難易度によって文科3類の最低点は大きく変化するので、どんなセットでも数学で安定して2完、つまり40点程度を取って合計点を上下させないことが、合格に繋がると思います。

また、東大の特徴としてセンターの配点が非常に小さい点が挙げられます。僕は現役時代センター試験が745/900で、ボーダーより30点以上低かったです。確かに逆転劇が起きやすい大学ではありますが、しっかりとセンター試験で9割以上を取っておくことが最低点を狙う上では重要になります。

現実的な話をすると、「合格最低点を取って合格」はあまり理想的ではありません。どの科目も最低5割、得意な科目は7割以上を目指し、合計は二次試験で260点以上、合計で360点を目指すべきです。

もしかしたら、今この記事を読んで「そんなに取れる自信ない、、」と思っている方もいるかもしれませんね。しかし、きっとそれは、まだ演習不足、知識不足のままで受けた模試などの結果と比較してそう思っているだけです。実際に東大を受験するのは2月の25、26日で、秋の東大模試からも3ヶ月ほど期間があります。その中で常に「どう得点しようか」と考えたり、その得点パターンに合わせて勉強していけば、間に合わないことはないです。途中で諦めず、最後までやりきれば、結果はおのずとついてきます。頑張ってください!

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