2019年03月28日更新

【センター倫理・政治経済】2017年早稲田大学社会科学部合格者の過去問対策・解き方

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年度
2017年(現役)
入学
早稲田大学社会科学部
合格大学
立教大学社会学部
出身高校
神奈川県県立平塚江南高校
センター試験
英語 189点 / 数I・A 78点 / 数II・B 79点 / 国語 169点 / 世界史 97点 / 倫理・政治経済 74点 / 生物基礎 50点 / 化学基礎 44点

センター倫理・政治経済の目標点とその達成のために1番重要だと感じていたことを教えてください。

私は政経に関しては学校の授業でやりましたが、倫理は完全に独学でした。倫理の授業もとりたかったのですが、取得できる単位数に制限があってとることができなかったのです。なのでセンター倫理・政経で満点や9割をとることは難しいだろうと考えました。目標はあまり高く設定しないで80点を目指しました。

8割という目標を達成するために1番重要だと感じていたことは、知識を丸暗記するのではなく考え方を理解することです。例えば倫理では、人物の信条・思想をやみくもに暗記するよりもその背景を資料集で調べました。政経で金融の仕組みを覚えるときは、例として具体的な事例が資料集に載っていたのでその部分を読んで理解するようにしていました。

また、私は苦手な倫理を得意な政経でカバーする戦略でいこうと考えました。政治・経済には普段から興味を持っていたので勉強も苦ではありませんでしたし、憲法の条文や日本の選挙制度を覚えることもラクにできました。しかし、倫理は全然点数が伸びませんでした。なので、試験本番では政経の分野では満点をとるつもりで解き、倫理に多くの時間を使うようにしました。

センター倫理・政経で間違えやすい問題は、政経だと統計データを読み取って答える問題で、倫理だと思想の説明文を読んでその思想を論じた人物の組み合わせを答える問題でした。特に倫理は独学だったので、様々な人物や思想や代表作名がぐちゃぐちゃになってしまい、間違えてしまうことが多かったです。政経のデータの読み取り問題では、先進国のGDPの変化のグラフでどの折れ線グラフがどの国かを答える問題が苦手でした。グラフの特徴を理解することが少し苦手でした。

センター倫理・政治経済の対策で使用した参考書・問題集と使い方を教えてください。

倫理も政経もどちらも教科書と資料集と赤本の3つの教材を使いました。まず政経は高2~高3の授業でやっていたので、復習が勉強のメインでした。主に資料集を使用して苦手な分野やセンターでよく出題されるところを中心に覚えました。「ディスクロージャー」のようなカタカナ語の意味がなかなか覚えられなかったので、1枚のルーズリーフに書き出して自室の壁にはっていました。がっつり勉強時間をとることはできないので寝る前などのスキマ時間を利用して復習しました。

倫理は、まず書店で購入した教科書と資料集を見てノートにまとめました。私は世界史が得意だったのでアリストテレスやルソーといった西洋思想はすんなりと覚えられました。しかし日本の仏教や江戸時代の儒学などは興味もあまりわかず、覚えるのに苦労しました。とくに浄土真宗や真言宗など日本の鎌倉時代の仏教が苦手でした。一通りの宗派を一覧表にまとめ、それぞれの思想の違いを意識して覚えました。丸暗記ではなく考え方を理解することを意識していました。

こうした勉強を高3の春・夏に集中的にやりました。どんなに忙しくても毎週2時間は倫理・政経を勉強しました。高3の12月から赤本を使って本番の形式に慣れました。過去問は追試も含め14年分くらいやりました。

センター試験の倫理の問題で1番特徴的なものが文章を読んでその文章の内容にあてはまる選択肢を選ぶという問題です。文章を速く読んですばやく選択肢の正誤を判断する練習を積み重ねました。過去問を解くときは時間を計り、間違えた問題は解説を読んだり資料集をもう一度見直したりしました。

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センター倫理・政治経済で時間配分、解く順番など試験時間中に意識していたことを教えてください。

時間配分に関しては、得意な政経はすばやく済ませて苦手な倫理に時間をかけるようにしていました。1分間考えてもわからない問題はどんどんとばして、すべての問題を終えた後に戻ってじっくり考えました。

過去問を解いてみて時間が足りなくなることはなかったので、解くスピードは意識しませんでした。解く順番は、得意な政経を先に解いてその後に落ち着いて苦手な倫理の問題を解くという順番です。得意分野から解いたほうが確実に点数をかせぐことができると思います。できる問題から解くという考えは全科目に共通する鉄則です。

解くときに意識していたことは、文章や問題文を丁寧に読むことです。問題文を最後までちゃんと読まないと、何を問われている問題なのかあやふやなまま焦って答えを選んでしまいます。倫理は大問ごとに少し長い文章があって文章に関する設問がいくつか出題される形式です。なので大問ごとの文章もちゃんと読んで、できれば頭の中で大まかな内容をまとめておくといいと思います。

センター倫理・政治経済の対策を振り返って本番の点数に直結したこと、直結せず後悔していることを教えてください。

本番の点数に直結した対策は自分が覚えづらい内容を自分なりにノートにまとめたことです。苦手な倫理の点数を伸ばすために、覚えられない内容をノートにまとめて電車に乗っているときや寝る前や英語の長文を読むことに疲れたときなどちょっとしたスキマ時間に見るようにしていました。

過去問を数多く解いて復習を繰り返したことも点数アップに直結しました。ですが過去問を解くことは、あくまでも教科書や資料集で理解を深めたうえでないと効果がないです。もちろん知識を完璧にすることはほぼ不可能なので、知識を完璧に覚えてから赤本を開くという考えでは過去問演習が間に合わないです。しかし、ある程度勉強をしてからでないと過去問を解いても効果がないと思います。

私は高3の12月からやっと赤本を解き始めました。12月からセンター本番までの1か月と少しのあいだで15点くらい点数が伸びました。私は冬から赤本を解き始めても全然間に合うと思うので、まずは何よりも基本を大事にしてほしいです。

最後にセンター試験を終えた今だからこそ言えるセンター倫理・政治経済で高得点をとるためのアドバイスをお願いします!

倫理・政経はセンター試験でしか使わない科目だったのでスキマ時間を使って効率を重視して対策しました。倫理・政経は覚えなければならないことが多くて大変なので、コツコツ少しずつ復習をしていくことを強くおすすめします。

政経は金融の仕組みや株式会社や有限会社といった会社の分類など高校生にとって身近ではない内容が多くてとっつきにくいでしょう。私は新聞を読んだりニュースを見たりして今現在の経済や政治のことを知ったことで興味がわいてきました。勉強はできるものなら楽しんだほうがいいに決まっています。

倫理に関しては、思想と人物と代表的な著作をセットで覚えましょう。性善説の孟子と性悪説の荀子のように関連する人物や思想もセットで覚えました。参考書を読むなどインプットばかりではなく、人に説明するなどのアウトプットもおこなうといいと思います。例えば友達に功利主義とはどういう考え方なのかを説明したり、お互いにクイズを出し合ったりなどです。

逆に、赤本を解き始めたらインプットもやめないでほしいです。問題を解きっぱなしではなく、ちゃんと復習まできっちりやらないと意味がなくなってしまいます。過去問を解くのに60分かけ、復習に最低30分はかけましょう。できれば60分復習するといいです。1時間も復習することは結構長いなと感じますが、やれば嫌でも知識を自分のものにできると思います。

私は倫理を独学で勉強してセンター試験に臨みました。残念ながら90点のような高得点ではありませんでした。その原因は対策を始める時期が高2の3月と遅かったことです。
センター直前になると、あと2週間くらいあればもっと点数を伸ばせたに違いないと思いましたし、もっと早く始めておけばよかったと後悔しました。

これを読んでいる方は早めに対策を始めてください。倫理や政経を受験で使おうと決めたらすぐに先生などに相談して対策を進めてほしいです。そうすればあとで焦って対策を急ぐこともないです。どんなに勉強しても足りないと感じるのが受験勉強です。できるだけ早く始めたほうが間違いなく合格に近づきます。がんばってください。

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