2019年03月28日更新

2017年京都大学文学部合格者の模試の偏差値・活用法

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年度
2017年(1浪)
入学
京都大学文学部
合格大学
同志社大学法学部
同志社大学文学部
出身高校
私立明星高校
センター試験
英語 189点 / 数I・A 89点 / 数II・B 91点 / 国語 165点 / 生物 50点 / 化学 44点 / 日本史 95点 / 倫理 92点

模試直前の勉強方法と模試の復習方法に関してどのように行っていてどんな効果があったか、また今振り返って模試の直前と直後どのような勉強をすれば良いと思いますか?

受験生時代、模試直前の勉強はあえてやりませんでした。理由は2つ。1つ目は模試の試験範囲が広範に渡れば勉強してもきりがないということ。2つ目は模試は自分の得意・不得意科目あるいは分野を客観的にあばいてくれるものと思っていたことです。

ご存知の通り、大学受験は5科目だけですがその各々に様々な分野があります。そのため、意外とカバーできていなかった分野やその逆も存在することがよくあります。模試は広い範囲から出題されるので、そうしたものを知るための物として活用していました。

復習ではほかの問題集と同様、できなかった問題は答えと照らし合わせて何が足りなかったから出来なかったかを意識しながら改めて答案を作ることをやっていました。それだけではなく解けなかった分野に関係する問題をたくさんとき、その分野に対する理解や苦手意識を払うようにしていました。

今思うと、模試対策をしている段階でも意外と解けなかった分野を見つけることもあるでしょうし特に苦手だと思う分野に絞ってでも対策をすればよかったかなと思います。

模試の結果・偏差値で1番落ち込んだときのことを、その時の各教科の偏差値、落ち込んだ理由も含めて教えてください。

模試の結果で最も落ち込んだのは、浪人してから受けた第1回京大実戦模試です。大学の判定こそB判定でしたが、数学の偏差値が37だったんです。私は元々数学が苦手だったのですが、現役時に京大入試本番で数学3完でそれまでの模試でも数学の成績は悪くはなかったので、また苦手科目になったのかと思うと悲しい気持ちになりました。

それに加えて国語の偏差値も46でした。京大文学部は数学の配点が低いうえに私自身数学が苦手だったことを考えると、国語の点数で差をつけられてはならないと思っていました。そのため前期も予備校でいわれた方法通りに問題演習をこなしていて、その分その国語の成績には納得がいかなかったです。

ですが、「データで出た苦手分野を率先してつぶせばその分大幅に成績は上がるのでは?」と考え苦手分野を秋の京大実戦模試を目標に勉強しました。すると、秋模試では冊子にも掲載され計算通り余裕のA判定をとることができました。

成績が悪くてもそれは逆に伸びしろと考えてみましょう。ポジティブな気分で苦手分野対策ができます。

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受験生は模試の結果・偏差値に一喜一憂してしまいますが、あなた自身特に高校3年生の時どうでしたか?また今思えば模試の結果がよかった時、悪かった時それぞれの感情にどう対処してどう生かすべきだと思いますか?

私も模試の結果・偏差値に一喜一憂していた受験生の一人でした。結果が悪かった時はその成績に怯え克服できなかった時の事を考え勉強が手につかないときもありましたし、結果がよかった時は判定結果のアルファベットを見るだけでなにもしませんでした。

ですがそれは非常に無駄な感情の使い方かなと今思います。人間だれしもテストの成績が悪ければ落ち込み、良ければ喜びます。しかし模試は所詮模試で本番入試ではありません。模試は、私たちの成績を分析して入試本番までに何ができるかの指針を与えてくれるだけなのです。

ですから、成績がよくて嬉しいときはその気持ちを素直に受け止め自信に変えるべきですし、たとえよくても出来なかったところには「本番で出たらまずいな」という危機感を持ちましょう。成績が悪くて落ち込んだ時も同じです。「この成績のままだとまずいな」という危機感を持ち、逆に出来た箇所には自信を持ちましょう。

適度な自信と危機感は受験においては安心と勉強の動機を与えてくれます。

模試には主にマーク模試と記述模試の2種類がありますが、センターマーク模試と記述模試で偏差値に差はありましたか?

私は差がありました。記述模試の方が偏差値は高かったです。私自身、センターマーク模試に関しては「センター本番までに調子を整えるための手段」という気持ちで受けていました。センターマーク形式の問題は先にどう解答しないといけないかが予め決まっていたりと、記述式の問題とはかなり勝手が違います。

いわばセンターマーク模試の問題ができるかどうかは、その形式に慣れているかどうかにかかっている部分が大きいのです。ですから、マーク模試に対しては「出来なくても仕方がない、ただこの時期にこれくらいはできないといけない」という姿勢で受けていました。一転、記述模試に関しては日ごろから対策を重ねていると思いますし、出来なかった分野に関しては基礎さえも危ういことを疑っていました。

また、記述模試ではせっかく採点官が採点してくれるのですから、いかにして採点官に自分がその問題を理解していることを伝えることができるかと書き方を念頭に置いて受けるべきだと思います。記述模試の「記述」部分は疎かにすべきではありません。

最後にあなたと同じ入学大学、合格大学を目指す受験生に向けて模試に関する総合的なアドバイスをお願いします!

京都大学は日本屈指の難関大学ですしやはり各科目に相当高い偏差値は必要です。理想を言えば駿台全国模試で各科目偏差値60を割らない程度の成績は欲しいです。特に数学と英語は一番差がつく科目なのでここで偏差値60を割るようなことがあるとその分社会でカバーする必要があります。国語はよほど苦手でない限り差がつかないので、偏差値50~55程度で大丈夫です。

模試は受けすぎても復習が追い付かないだけですし、センターマーク模試と記述模試を2か月に一度受験する程度でいいと思います。しかし、学力の高い受験者層が集まる駿台全国模試や同じ志望校の人が受けに来る夏や秋の冠模試は必ず受けるようにした方がいいです。駿台全国模試の方は高い学力レベル、つまり実際に自分が戦うような層での自分の立ち位置を知ることができるからです。

冠模試の方は、各大学の試験形式で学力を図った場合での自分の立ち位置を知ることでき、試験形式を込めた対策がどの程度必要かなのかも知ることができるからです。最後に、模試の結果が悪くても落ち込まないことです。模試は所詮模試。模試の結果に一喜一憂しても何も変わりません。

模試の成績を見て本番までに自分に何ができるかを考え、苦手分野を補強するだけで成績は上がりますし、それが成績向上の一番の近道です。得意科目を勉強しても成績の上り幅は小さいですが、苦手科目の場合は上り幅は元の成績が低い分大きいのです。苦手分野は伸びしろです。着実に苦手分野をつぶし本番に備えてください。

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