2019年03月28日更新

2017年東京大学文科一類合格者の模試の偏差値・活用法

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年度
2017年(現役)
入学
東京大学文科一類
合格大学
立教大学法学部
早稲田大学法学部
慶應義塾大学経済学部
慶應義塾大学法学部
出身高校
東京都私立攻玉社高校
センター試験
英語 198点 / 数I・A 96点 / 数II・B 85点 / 国語 169点 / 世界史 97点 / 地理 74点 / 物理基礎 40点 / 地学基礎 47点

模試直前の勉強方法と模試の復習方法に関してどのように行っていてどんな効果があったか、また今振り返って模試の直前と直後どのような勉強をすれば良いと思いますか?

模試直前も、勉強方法自体は普段通りで問題ないと思います。ただし模試は一定のペースで実施されますから、それを自分の中でのペース作りにうまくいかせるように意識していました。

例えば、高3の時の世界史。5月ごろの早い時期に実施される模試では古代まで、夏頃の模試では中世まで、秋頃には近代まで、といったように範囲が次第に大きくなっていきます。ですから、模試の範囲に合わせて対策をしていけば、自然と受験までに全範囲をカバーできるのです。

勉強すべき範囲の目安が立たない状況でがむしゃらに勉強を初めてもなかなか効果は上がりませんが、このように模試を一つの基準とすることでうまくペースをつかむことができます。また、受験を見据えた長期的な計画だけでなく、「模試で好成績を狙う」といった短期的な目標を立てることで、モチベーションを上げるというのも模試の有効な活用法のひとつです。

復習に関しては、間違えた問題について特に重点的に行なっていました。その際には実際に模試で間違えた問題だけではなく、その類題もしっかりと見直して、知識の不安定な分野を一つ一つ克服していくことを心がけました。そうした地道な勉強が、結局は効果的なのだと思います。

今振り返っても、この態度は間違っていなかったと思います。模試での得点だけを目指して突飛なことをするのではなくあくまで普段通り勉強し、ペース作りややる気向上など、活用できるところは活用する。そして何よりも復習を疎かにせず、確実に苦手を克服してゆく。そうした地道な努力こそ、大切なのだと思います。

模試の結果・偏差値で1番落ち込んだときのことを、その時の各教科の偏差値、落ち込んだ理由も含めて教えてください。

高三の時期に、第一志望の大学でD判定を出してしまったことがあります。その時はどの教科の出来が芳しくなく、受験の年ということで意気込んでいたその出鼻を挫かれ、かなり落胆しました。特に、自分の中できちんと定着しているつもりだった分野が意外とあやふやで、今までの勉強全体を見直さねばならないように思い、途方にくれてしまいました。

しかし丁寧に復習をしさえすれば、あとは悩んでも仕方ありません。むしろそこで味わった悔しさを起爆剤として、勉強に対するやる気を一層大きくすれば良いのです。前向きでいることが何よりも大切なのです。

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受験生は模試の結果・偏差値に一喜一憂してしまいますが、あなた自身特に高校3年生の時どうでしたか?また今思えば模試の結果がよかった時、悪かった時それぞれの感情にどう対処してどう生かすべきだと思いますか?

模試は、受けてから結果が出るまでに、かなり間がありますよね。なので、模試の結果というのは、実はそれを知った時点での成績・実力とは異なるわけです。もちろん、模試の結果を踏まえた反省は必要ですが、点数や順位にこだわっても仕方がないと思います。

もう一度書きますが、示された成績は1ヶ月、2ヶ月前の成績でしかないのです。その成績自体に拘泥しても、良いことはありません。そう考えると、いい結果が出た時の慢心も、悪い結果が判明した時の憂鬱も、自然と無くなるのではないでしょうか。

模試には主にマーク模試と記述模試の2種類がありますが、センターマーク模試と記述模試で偏差値に差はありましたか?

私の場合は、「センターマーク模試」と「記述模試」の間に、大きな成績の差はありませんでした。基本的には、前者は知識量を試される模試であり、後者はそうした知識を自分の中でどのように消化し、また採点官に分かりやすいように考えを伝える力を試される模試であると思います。

しかし、そうした性質の違いはあるものの、どちらも基礎となる知識が必要とされる点は共通しています。逆に知識さえしっかりと定着していれば、マーク模試はもちろん、記述模試も慣れさえすれば点は取れます。両者の成績に相関関係があるのは間違いありませんし、あまり峻別して考えない方が良いでしょう。

最後にあなたと同じ入学大学、合格大学を目指す受験生に向けて模試に関する総合的なアドバイスをお願いします!

まとめると、模試の効用は何はともあれ苦手の克服でしょう。復習を疎かにしなければ、確実に苦手分野を減らすことができます。また、結果に一喜一憂するべきではありませんが、成績が自分の実力を知る目安となるのも事実。自分の立ち位置を踏まえた上での反省は必要であり、その足がかりとしては、模試ほど適切なものはないでしょう。

他にもペースメーカーとしたり、勉強のモチベーションを高めたりといった面でも、模試は活用できると良いと思います。

そして、これらの効果を活かすも活かさぬもあなた次第です。一問一問に真摯に向き合い、復習も含めて丁寧にこなしてください。本番さながらの緊張感を持って真剣に臨めば、必ず模試は有効なものとなります。

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