2019年03月28日更新

2016年一橋大学社会学部合格者の数学の過去問対策・解き方

the-study.jp_2019-03-28_12-53-14.jpg
年度
2016年(現役)
入学
一橋大学社会学部
合格大学
慶應義塾大学文学部
出身高校
東京都私立頌栄女子学院高校
センター試験
英語 198点 / 数I・A 76点 / 数II・B 72点 / 国語 152点 / 世界史 96点 / 倫理・政治経済 76点 / 生物基礎 47点 / 化学基礎 50点

個別試験の数学の目標点とその達成のために1番重要だと感じていたことを教えてください。

一橋大学社会学部の数学は、2次試験820点の中で130点と低い。社会学部は、センター試験の圧縮点と2次試験の4科目の合計1000点の中で600点を越えれば合格できるため、数学が0点になるのを避けて部分点を稼ぐことが合格の鍵です。

私は数学の目標点を半分の65点にしました。数学の試験は120分5題で、社会学部志望の人は全ての問題を完答しようとする必要はなく、むしろ一橋数学は出題分野に偏りがあるので、得意分野を1、2個作ってその問題を解けるよう対策し、後の問題は部分点を稼ぐようにした方が良いです。(数学に自信がある人なら大丈夫なのですが、一橋数学は大変難しいので、社会学部なら特に!どこかの分野に特化した勉強をするべきですよ!!)

具体的に出題される分野は、整数、確率、ベクトル、数列、空間図形、平面図形、微分積分で、新課程になってからデータの分析の出題も見られます。この中で整数と確率は頻出中の頻出です!私は、数学ⅠAⅡBの中のAとBを極めることに決めました。イメージはⅠAⅡBの一通りの基礎を勉強した上にAとBの勉強を積み重ねていく感じですね。

一橋の数学対策では得意な分野を決めてその分野をとことん突き詰めて勉強するのが数学にあまり時間をかけられない社会学部志望に人たちの勉強の仕方だと思います。

本格的に数学過去問対策を始めた時期と過去問を何年分解いたか、何年分解くべきか教えてください。

初めて試しに解いてみたのは高3に入る前なのですが、あまりにも解けなさすぎて基礎をやっていこうと決めるきっかけとなりました。夏に一通りの基礎を終えて、分野別の対策を10月に入る前までにやった後に解き始めました。なので解き始めたのは一橋大プレ模試の2週間ほど前です。

1年分を時間通りに解いてみると、自分の解ける問題や手の出せる問題が2問ほどしかないためか時間が有り余ってしまうことに気づき、自分の対策してきた分野に絞って過去問を解いていこうと決めました。

そこで、一橋の数学15カ年を使いました。この参考書は数学の分野別に問題が整理されていて、問題ごとに難易度がA・B・Cとランク付けされています。Aとついている問題は分野に関わらずすべて解き、自分が極めようと決めた整数・確率・ベクトルの三つの分野はランクにかかわらずすべて解いていきました。試験時間が120分で5問なので一問とくのに30分を目安としました。総合して35問くらい解いたので、7年分くらい解いたことになりますね。

社会学部志望の人は数学にそんなに時間をかける必要はないので、6~7年分を解いてしっかり復習すれば良いと思います。

Sponsored Links

数学対策で使用した主な参考書、合格につながったと思う参考書とその使い方と効果を教えてください。

数学の基礎を見直したかったので、高3の4月から黄色チャートⅠA・ⅡBを使うことにしました。

たぶん国公立志望の人は青チャートを使わなきゃいけないと思っている人もいると思うのですが、数学があまり得意ではなくてすべての分野の基礎をやりたいなら、黄色チャートでも十分対応できます。黄色チャートⅠAの1冊を6月前に一周し、その後にⅡBを8月前に一周し、8月からの1ヶ月半で2冊の間違えたところを復習しつつ2周しました。

私は、一橋数学で頻出の分野から整数・確率・ベクトルを極めると決め、夏休みの最後の1週間くらい前から一対一対応の数学A・Bの2冊を使うことにしました。

この参考書では2次試験レベルの問題の演習ができるので難しくて解けなくても、そこにのっている解法を覚え込んでいくことを目的としていました。なので間違った問題も解法を覚えてスラスラ解けるようになるまで何周もしました。この問題集をやるのに一橋大プレ模試の2週間前くらいまでかかりましたね。一橋大プレ模試が終わってからは、これまで使った参考書の復習と過去問を解きました。

数学という科目にかかわらず、たくさんの問題集に手を出すのではなく、自分で決めた問題集を完璧になるまで使い込むことが大切です。

数学の過去問の使い方(解く、答え合わせ、解説の確認、復習、解き直し)で合格につながったと思うことを教えてください。

社会学部志望の人は数学を完答する必要はなく、解ける問題を2・3問見つけて解くことに専念すれば良いので時間が足りなくなることはほぼないです。それよりは、時間が余りすぎることの方が多いと思いますよ。なので、自分が極めようとした問題を選別して解いていくことが大切なんです。

また、一橋数学は5問ともに記述式なので答えのみの問題はありません。なので、答え合わせのポイントとしては、まず答えがあっているか否かを確認して、もし間違えていたとしてもどこまで合っていてどこからが間違っていたのかを見ることが必要です。そして解説を読んでその問題で自分がわからなかったポイントを理解して解き直します。

解き直す際に全くわからなかった問題なら、回答を丸写ししながら理解していました。特に数学の苦手な人なら回答は丸覚えする勢いで復習することをおすすめします。

一橋数学では同じような視点の問題が多いので回答をしっかり覚え込むのも良い対策になります。

数学の過去問対策を振り返って本番の点数に直結したこと、直結せず後悔していることを教えてください。

過去問をしっかりと研究することと、分野に絞った対策が大切です。

一橋数学は難しいのですが出題分野に偏りがあるため、過去問を解いていくと、「あ!これ、前にも解いたことあるような解法だ。」というように同じような問題が過去に見られます。これに気づくためにも分野に絞って過去問をできるだけたくさんといて、しっかり復習することが、あまり数学に時間をかけられない社会学部志望の数学の効率よい勉強の仕方だと思います。

後悔していることは、自分で過去問を解いて、解き直しをする際にわからない問題は覚えてしまえば良いと思っていたのですがやはり、覚える前に数学を質問できる人に聞いておいた方がスムーズに理解できて良いなと思いました。

最後に合格したからこそ言えるこの大学の数学で高得点をとるためのアドバイスをお願いします!

社会学部に受かるためには、数学以外の科目をしっかり勉強して、数学はできる問題をきちんと解くことが大切です。なので、高得点というよりは、できる問題を落とさないようにしてできるところで部分点を稼ぐことで目標点にいくと思います。分野を絞ることでそこの範囲だけでも一橋数学のレベルに達することができます。

社会学部志望の人は数学が苦手な人が多いと思うのですが、基礎をしっかり固めて必要な分野だけ上乗せでレベルを上げることで苦手だとしても十分戦えるようになるんです。一橋数学の分野別の勉強をしていると、そこの分野なら、センター数学はとても簡単に思えるようになりますよ。

直前期は、残っている過去問を解きつつ今までに解いた過去問の復習をメインにしたら良いと思います。

数学が苦手だとあきらめないで最後の最後まで過去問の研究をしていきましょう!

【PR】今なら「スタディサプリ」が2週間無料!

志望校対策を本格的に行っていく高3生は志望校対策講座として、高1,2生は早期の志望校対策・受験対策として試しておきたいのが「スタディサプリ」。

スマホ、タブレットでプロの予備校講師の授業が見放題、GMARCHや早慶、国立の志望校別対策の講座やセンター対策講座、高1、2年生向けの通年講座もあります。

『月額980円(=問題集1冊分の料金)のみ』『今なら2週間無料』のでとりあえずプロ講師の授業がどれだけ学校や一般の塾・予備校の授業と違うか体感してみると良いかと思います。

この機会に超一流プロ講師の通年講座、志望校別対策講座などの各教科の授業を見てみてください!


スタディサプリ