2019年03月28日更新

2017年慶應義塾大学商学部合格者の英語の過去問対策・解き方

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年度
2017年(現役)
入学
慶應義塾大学商学部
出身高校
国立お茶の水女子大学附属高校
センター試験
英語 180点 / 数I・A 85点 / 数II・B 85点 / 国語 165点 / 日本史 90点 / 地理 85点 / 化学基礎 35点 / 地学基礎 35点

英語の目標点とその達成のために1番重要だと感じていたことを教えてください。

目標は8割でした。商学部の英語は大問が7個と多く、最初の大問3つが長文問題、大問4が長文穴抜きの単語を埋める問題、大問5が文法、大問6・7が穴抜きの部分に単語を埋め、適切な品詞に書き換える問題でした。

国立志望であった私は、商学部の大問6・7の品詞問題ができず、「え?memorizeの名詞形って…memory?(間違ってます)」状態でした。大問6・7の正答率は3年生の秋で5割程度。

しかし商学部のためだけに勉強するのは馬鹿馬鹿しいと思い、大問6・7は捨てて長文問題で満点と大問4・5で9割を取ろうと決めました。 そのためには長文を速く正確に読む力が不可欠であると考え、私立の勉強をしつつ国立の2次試験の勉強に影響がでないような対策を立てました。その対策については後述します。

本格的に英語の過去問対策を始めた時期と過去問を何年分解いたか、何年分解くべきか教えてください。

3年の春、秋、本番2日前に1年分ずつ計3年分解きました。春は問題形式を知り対策をたてるため、秋は夏休みの勉強の成果を見るために解きました。本番前は形式の確認のために解きました。 3年分しか解かなかった理由は2つあります。

1つは「商学部は第2志望であったため国立の2次対策に時間を割きたかった」、もう1つは「3年生の模試でA判定だった」からです。そのため、あまり過去問には時間を割きませんでした。また、古いものになると問題形式が変わっており、解く意味を感じなかったのも理由の1つです。

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英語対策で使用した主な参考書、合格につながったと思う参考書とその使い方と効果を教えてください。

まだ将来やりたいことがわからず志望校の決まっていなかった1・2年生の頃は、「何かしら英語長文に触れたい」という考えから『やっておきたい英語長文 (河合塾SERIES)』の500と700、『TopGrade 難関大突破 英語長文問題精選 』などの、様々な大学の過去問の一部を集めた問題集を解いていました。

基本的に週に1回解いていましたが、部活などで疲れて解けないときも多々ありました。 3年生の春、長文読解力が絶望的であったため、3年生の夏休みに毎日1学部、GMARCH→上智→早慶の過去問を制限時間より10分速く解くことを始めました。

過去問は読解に時間がかかる上難しく、毎日本当に解くのがつらかったです。しかし様々な大学の過去問を解く中で、大学ごとの解き方、自分に合う、合わない問題がはっきりとわかるようになりました。

私は商業や経済に興味があったため、商学部の英語はビジネス関係の文が出題されることが多く解きやすいと感じました。やはり、自分の興味のある分野に関しては知識も多かったため、知っている内容が英語長文で出ることもあり読む前から結論がなんとなくわかる…なんてこともありましたね。

偏差値でなく「自分の興味関心から学部を決定した人」はその分野に関して日本語でよいので、本や新聞で知識を蓄えて置くことが多いと思います。それは自分の将来の選択につながるだけでなく、受験勉強にもなり、有益な時間だと私は思います。

毎日苦行と思いながら続けていた「過去問を毎日解く」期間が終わった夏休み明け、英語力はかなり上がり上智の過去問で8割は超えるようになりました。結果、夏休み後~の模試では、早慶上智に関して基本A判定をキープできるようになりました。

英語で個別で対策が必要だった設問、合否の鍵を握ると思った設問の対策と解き方を教えてください。

大問6・7の穴抜きの部分に単語を埋め、適切な品詞に書き換える問題です。私は単語の発音と意味は完全に覚えていましたが、その単語の別品詞は覚えていませんでした。

例えばmemorize→memoriztionなど。 慶應商学部は必ずこの書き換え問題が大問2つ分出題されるため、単語暗記の際は「この動詞の名詞形はなんだろう?」と調べてみてください。『速読英単語』という単語帳は類義語も記載されているため使用しやすいと思います。

英語の過去問の使い方(解く、答え合わせ、解説の確認、復習、解き直し)で合格につながったと思うことを教えてください。

どの英語長文に関してもですが、選択肢を選ぶ際は必ず「根拠」もセットで選ぶようにしていました。選択肢問題には必ず根拠となる文があり、たいていの場合選択肢ほぼ同じ内容が書かれています。

その部分を見つけ、選択肢を選ぶ・消す場合に「~ℓ(~行目)」と選択肢の横にメモを取っていました。そうすることで見直しの際、自分がどうして間違えたかが明確になります。根拠自体が間違っていたのか、それともそもそも根拠を見つけられなかったのか…。

また、根拠を見つけるコツとして「接続詞に注意して読む」ことがあげられます。例えば逆接のbut。英語長文では逆接の後に重要な内容が来ることが多く、その部分は設問になりやすいです。 だから長文を読んでいるときに逆接の接続詞がでてきた場合は接続詞に△をつけて目立たせるようにしていました。そうすることで「あ、この設問の根拠どこだっけ」となったとき△を目安に根拠を見つけやすくしていました。

英語の過去問対策を振り返って本番の点数に直結したこと、直結せず後悔していることを教えてください。

もし第1志望ではなく大問6・7のような問題が他に受ける大学にないならば、大問6・7の対策は特別しなくてもよいと思います。私は慶應商学部は第一志望ではなく、慶應商学部のためだけに3年生の夏から単語の名詞形や形容詞形を覚えなおすのは非効率的だと思い、大問6・7は少し正答できたらいいや、程度に考えていました。

本番、大問6・7が相変わらず全く分かりませんでしたが長文問題に重点を置いて解いた結果、合格することができました。足を引きずらない程度の点数が取れたのだと思います。長文問題のほうが配点の高い場合が多いのでどの大学にも共通する長文問題の正答率を上げたほうが、受験勉強としての効率はいいと思います。

最後に合格したからこそ言えるこの大学の英語で高得点をとるためのアドバイスをお願いします!

現役時代、慶應商学部の英語は他学部と比べ「クセ」が少ないなと過去問を解いていて感じました。大問6・7も、私大志望の人にとっては、他の私立大でよくある内容で特別難しくはないと思います。

また長文もビジネス関係の内容が多く、商業や経済に興味がある人にとっては内容が予測しやすいです。 まず、第一志望の人は商・経済系の学部の過去問を、大学関係なくとくことをオススメします。似たような内容の長文に触れることで慶應商学部の対策になると思います。

次に第一志望でない人は、慶應商学部の対策に力を入れるよりも第一志望の大学の対策のに力を入れるべきだと思います。慶應商学部の英語は前述したとおり「クセ」がすくなく解きやすいため、英語だけでは合否に大きな影響を与えることはできないと思います。(逆に言えば英語の点数が低すぎるとかなり不利になる、ということですが)

それならば、第一志望の大学の英語対策をしていたほうが慶應商学部の長文問題対策にもなりますし、英語以外の、例えば得点に差のでやすい数学を勉強すべきだと思います。

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