2019年03月28日更新

2017年東京大学文科三類合格者の地理の過去問対策・解き方

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年度
2017年(1浪)
入学
東京大学文科三類
合格大学
早稲田大学文学部
出身高校
沖縄県私立興南高校
センター試験
英語 200点 / 数I・A 91点 / 数II・B 97点 / 国語 168点 / 世界史 91点 / 地理 83点 / 化学基礎 46点 / 物理基礎 46点

東大地理の目標点とその達成のために1番重要だと感じていたことを教えてください。

目標は45点でした。その達成のために重要だと感じたことは、論理的な推測力です。地理は暗記量があまりない分、2017年度入試、第2問B(2)のように、直接的な答えとなる知識がなくても、論理的に考えて妥当な解答を書くような問題も多く出題されます。

もちろん基礎知識が前提ではありますが、地理的事象は闇雲に暗記するのではなく、文章で仕組みを説明できるように勉強することが大事です。

本格的に東大地理の過去問対策を始めた時期と過去問を何年分解いたか、何年分解くべきか教えてください。

本格的に始めたのは高3の9月からです。高3の間は7年分、浪人してからは時期を問わず1989年〜2016年までの問題を見通して、日本に関する問題を主に解きました。

現役生ならデータが異なるという観点から直近5〜10年分を解き、浪人生はそれに加えて古い問題を日本の人口動態関連で遡っても良いと思います。地理は類題が繰り返されることも他教科より多いですので、10年解き切っても昔の問題を見てみて、知識の応用が効きそうな問題はぜひ解くべきです。

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東大地理対策で使用した主な参考書、合格につながったと思う参考書とその使い方と効果を教えてください。

『大学入試 地理B論述問題が面白いほど解ける本』を高3の9月から使いました。この問題集は数少ない地理の論述の基礎を指導してくれるもので、網羅的に地理を学習するのにはとてもいい問題集です。

そのほか東大地理25カ年や河合の東大模試の過去問も利用しました。地理は最新のデータに基づいた問題が主に出されますので、10年も前の問題だと解答が変わってしまうこともあります。そのため模試の問題を利用しました。

模試の問題は解説が細かく、時事問題に関連している場合もあるため、それを使うことでより本番に出そうな問題を解くことができます。

東大地理の過去問の使い方(解く、答え合わせ、解説の確認、復習、解き直し)で合格につながったと思うことを教えてください。

僕は過去問を解いて、「この問題は面白い!感動した!」とか「これは自分の苦手な問題だ」と思ったら、A4サイズのノートにその問題の問題文(要約)、解答、自分なりの解説を書き込んでいました。

勉強が進むにつれて収録数も増え、類題を解くごとに追加情報を書いたことで、最後には自分だけの問題集兼参考書が出来上がりました。本番の直前、模試の直前にみたり、手短に復習をしたいときにとても重宝するので、余裕のある方はぜひ真似してみてください!

東大地理の過去問対策を振り返って本番の点数に直結したこと、直結せず後悔していることを教えてください。

東大に限ったことではありませんが、僕は地理の指導者がいない(といっても過言ではない)中で勉強していたため、問題を解いたら必ず地図帳、統計資料、資料集、ときにはインターネットで関連知識を調べていました。

極力自分の力で学習することで、問題を解いている最中も「あ、この知識はあの時調べたぞ」と思い出しやすくなります。後悔していることは、東大でもセンターでも出題されないような問題形式の問題集を使って2ヶ月ほど勉強したことです。

必ずしもやらないほうが言い訳ではありませんが、細かい地名や民族、紛争の名前をたくさん覚えてもあまり役には立ちませんでした。そのため、相当余裕がある人を除いて東大地理を受験する方はセンターもしくは論述のいずれかに絞って勉強すべきでしょう。

最後に合格したからこそ言える東大地理で高得点をとるためのアドバイスをお願いします!

東大地理はやればやるほど「そうだったんだ!」と思えるような知識が身につきます。受験勉強ではありますが、様々な局面で役に立つ論理的思考力をつけられるため、ぜひ積極的に地理の論述を学んで欲しいです。

時には面白い問題について友達に教えてみたり、時事問題にも関心を持って新聞を読んでみたりすれば、一層楽しく地理を学べ、かつ得点力もつきます!参考書だけにとらわれず、日常からも地理的知識を身につけてください。応援しています!

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