2019年03月28日更新

2017年東京大学理科二類合格者の英語の過去問対策・解き方

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年度
2017年(現役)
入学
東京大学理科二類
出身高校
神奈川県私立浅野高校
センター試験
英語 198点 / 数I・A 80点 / 数II・B 90点 / 国語 173点 / 化学 69点 / 物理 87点 / 地理 72点

東大英語の各大問の目標点とその達成のために1番重要だと感じていたことを教えてください。

大問ごとの目標点は、1(A):4点、1(B):6点、2(A):10点、2(B):15点、3:20点、4(A):5点、4(B):10点、5:10点。目標点はだいたいの目安です。合計で70点くらい取ることを目標としました。

まず、タイトルの通り、僕はリスニングが苦手だったので、20点という現実的な目標を設定し、大崩れしなければ良いと考えました。 その代わり、比較的得意だった英作文でその分をカバーしようというスタンスで。

それ以外は、大体半分くらいを目標にしました。 また、1(B)、4(A)に関してはマークシート形式の問題なので、最悪時間がなければ勘で答えを埋められると思い、最後にまわしていましたね。これをやっている人は僕の周りにも結構いました。

本格的に東大英語の過去問対策を始めた時期と過去問を何年分解いたか、何年分解くべきか教えてください。

上記のテキストに載っていた問題が全て過去問だったので、そう考えると本格的に過去問対策を始めたのは高3になってからですね(つまり高3の4月)。

断片的に過去問を解いていたので、合わせればだいたい15年分くらいは解きましたかね。英語に関しては、今と昔でだいぶ形式が異なる点があるので、20年、30年とか遡る必要性はないと思います。

だいたい10〜15年くらいが目安だと思います。時間に余裕がある人はその限りではないですが。

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1(A)要約問題の対策で使用した主な参考書、合格につながったと思う参考書とその使い方と効果を教えてください。

他の問題の対策も同様なのですが、僕は駿台で「スーパーα東大英語」の授業を受けていたので、その授業やテキストの予習、復習を中心に行なっていました。駿台が厳選した東大の過去問が収録されており、これだけでも最低限の演習量は確保できたと思います。

要約問題は自己採点が難しいので、自分の周りにいる先生(学校や予備校の先生)に積極的に添削をお願いすることをオススメします。

2(A)(B)自由英作文の対策で使用した主な参考書、合格につながったと思う参考書とその使い方と効果を教えてください。

基本的に上記のテキストに載っている問題を演習素材として用いていました。要約問題と同様、定期的に添削してもらうことをオススメします。また、テキストに載っていた基本例文を暗記するということもしていましたね。

例文を覚えることで英文の型を感覚的に身につけることができたり、例文をそのまま使うということもできるようになるので、英作文対策にオススメですね。

3(A)(B)(C)リスニングの対策で使用した主な参考書、合格につながったと思う参考書とその使い方と効果を教えてください。

リスニングは、英語の中で唯一自習で賄える分野だと思います。僕が教材として使っていたのは、キムタツシリーズや模試の問題など(他には、BBCの6 minute Englishを素材に使っていたりもしました)。

正直、そこそこの長さがあるものなら何でも教材になりうると思います。リスニングは習慣的に、欠かさずやることが重要です。

リスニングは配点が高い(らしい)ので、僕のように苦手な人でも、周りにあまり差をつけられない程度の点数は最低限確保することを目指しましょう。

4(B)英文和訳の対策で使用した主な参考書、合格につながったと思う参考書とその使い方と効果を教えてください。

上と同様、テキストの問題で演習を積みました。和訳問題で最も重要なのは構文です。

そもそも和訳問題は、この構文を知っているかということを問うのが主目的だと思うし、そういう箇所に下線が引かれると思うので、構文を捉え間違えたらほとんど点数は来ないと思った方がいいです。

それくらいの意識付けが重要だということですね。

5総合問題の対策で使用した主な参考書、合格につながったと思う参考書とその使い方と効果を教えてください。

使用していた教材は上と同じです。僕の場合、第5問はかなり苦手で(ごく短い文章を和訳させるような問題があったり…)、第5問の対策に時間をかけるなら、他の問題で点を稼いだ方が賢明だと考えて、正直あまり対策はしませんでした。

苦手なら克服すべきという考えもあるとは思いますが、僕のような思い切った考えもアリだと思います。全体で目標点に達すれば良いのですから。

東大英語の過去問の使い方(解く、答え合わせ、解説の確認、復習、解き直し)で合格につながったと思うことを教えてください。

過去問の使い方には2通りあって、1つ目は1年分のセットを、時間をはかって解く、もう1つは分野ごとに問題を解くです。1つ目の目的は、本番を想定して、通して解くことで時間配分の感覚を身につけることです。

2つ目の目的は、自分の得意、不得意に合わせて分野ごとに問題演習を積むことで、苦手を克服したり得意な分野をさらに伸ばしたりすることです。

僕のオススメは、対策し始めの頃にまず1年分(年度はよほど昔でなければ、 いつのでも良いと思います)を時間をはかって解く、その後分野ごとの対策に移り、直前期(だいたいセンターの前後あたり)に仕上げとしてセットごとの演習を積む、というものですね。

試しに1年分解くことで、時間配分や解く順番などの大まかな流れを把握し、自分の苦手な分野(異常に時間がかかってしまう分野など)を対策したり、得意分野を伸ばしたりすることで点数の底上げを狙う。

直前期にセットでの演習を積むことで、自分に合った時間配分や解く順番を最終確認し、仕上げとする。これが1番オーソドックスで効果的な過去問の利用法ではないでしょうか。

東大英語の過去問対策を振り返って本番の点数に直結したこと、直結せず後悔していることを教えてください。

強いて言えば、リスニング対策で、速度を速くして聴いたりしていたことですかね。本番の音声速度は思ったより遅く(個人差はあると思いますが)、無理に速くして耳慣れしとこうという考えはあまり意味がなかったように思います…。

逆にやった方が良いと思うことについて、普段の過去問演習の際に、本番で予期せぬ事態が起こりうるのだということを意識することですね。

僕の本番での実体験を交えて話します。僕は普段の演習で、1(A)の要約問題をリスニングが始まる直前に終わらせる流れでやっていたので、本番でもそうしようと考えていました。

しかし、それより前の問題で想定より時間がかかってしまい、そのままリスニングへ。結局残りの問題との兼ね合いで、要約は最後に解きました(これはかなりイレギュラーなのではないかと思います…)。

つまり、本番においてこうした事態が生じても慌てないように、普段からの心がけが重要です。この例に即して言えば、一つの解き順にこだわるのではなく、普段からいろんな解き順を試しておくことをオススメします(それによって、より自分に合った解き順を見つけられるかもしれませんし)。

最後に合格したからこそ言える東大英語で高得点をとるためのアドバイスをお願いします!

過去問の使い方や対策は上記の通りです。最後に、これは東大入試のどの科目にもいえることですが、最も重要なのは時間配分です。

これは単に解く時間を短縮するとかだけでなく、時間がかかりそうな問題は思い切って見切りをつける、自分の得意、不得意に合わせてかける時間の重み付けをする、といったことです。当たり前のことのように感じられますが、より意識してみてください。

それではみなさんの合格を心より願っています。

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