2019年03月28日更新

2017年お茶の水女子大学文教育学部合格者の英語の過去問対策・解き方

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年度
2017年(現役)
入学
お茶の水女子大学文教育学部
合格大学
中央大学総合政策学部
中央大学文学部
出身高校
茨城県県立土浦第一高校
センター試験
英語 177点 / 数I・A 63点 / 数II・B 55点 / 国語 151点 / 地理 85点 / 倫理・政治経済 84点 / 生物基礎 50点 / 化学基礎 34点

個別試験の英語の目標点とその達成のために1番重要だと感じていたことを教えてください。

200点満点中150点が目標でした。標準的な難易度の大問1〜3「長文読解」はミスなく丁寧に解ききること、お茶大に特徴的な問題である大問4「英作文」は日本語でも読みにくい文章を、意味を変えずに簡単な文章に書き換えることが重要だと考えていました。

時間にはかなり余裕を持って解くことができるので、何度も自分の書いた文章を読み直し、自分が理解した内容が採点者により伝わりやすい言葉の選択ができるような国語力が必要になります。

英語長文対策で使用した主な参考書、合格につながったと思う参考書とその使い方と効果を教えてください。

『cutting edge3』とお茶の水女子大学の過去問を使いました。『cutting edge3』は夏休みの教材として学校で配られたものです。授業用の教材として配られた問題集は他にもたくさんありましたが、この問題集は歴史や環境、文化などテーマの幅が広いので、繰り返しやるものを1冊決めるとしたらオススメです。

使い方はシンプルに音読を繰り返すことです。「音読が長文の対策になるのか」と疑問に思う人もいるともいますが(私もそうでした)音読をすることで英語の長文に慣れることができるため、結果として初見の英文を読んだり理解したりするのがかなり速くなります。設問を解き、見直しが終わったら〈CDを聞く→音読→シャドーイング〉で1セット。chapter20まであるので、1日3つずつ進めると1週間で終わります。

もちろん多くの英文に触れることも大事ですが、「慣れる」ことに焦点を置くと、20の英文を本番までに粘り強く読み続けることも大切です。

過去問は見直しに時間をかけました。お茶大の長文問題は大きく分けて「和訳」と「内容説明」の2通りの問題があります。和訳については①多義語をその文章に合った意味で訳せているか②代名詞の内容を最低限訳せているか③自然な日本語として読めるか、の3点に注意して模範解答と比べます。

内容説明は①足りないところはないか②無駄なことを書きすぎていないか、の2点です。見直しをしているとつい不足している部分ばかりに目が行きがちですが、「過不足なく」の「過」の部分を意識しないと模範解答とぴったり合った答案を作ることはできません。

ちなみに過去問も何度か音読して復習しました。

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英作文対策で使用した主な参考書、合格につながったと思う参考書とその使い方と効果を教えてください。

『大学入試完全攻略講座③英作文問題集[和文英訳編]-合格のための極意12-』とお茶の水女子大学の過去問を使いました。問題集は学校の授業で使っていたものです。とにかく例文を覚えることに力を入れました。日本語から英語に変換する時の「型」をできるだけ多く覚えるためです。

お茶大の英作文は単に日本語を英語にするのではなく、長めの文章の中から必要な部分を自分でまとめて英訳するという問題です。日本語の文章自体が随筆のようなものなので、まずは書く部分を決めたら簡単な日本語に直すことが必要です。逆に考えれば、意味さえ伝われば日本語に忠実に訳す必要はないということです。

英作文は書いたら必ず学校の英語の先生にチェックしてもらっていましょう。難しいと感じた英作文は先生のチェックの後も繰り返し解き、その度に提出しました。

和訳対策で使用した主な参考書、合格につながったと思う参考書とその使い方と効果を教えてください。

『英語の構文150―UPGRADED 99 Lessons』を使いました。この教材は、左ページに構文・文法の説明と例文、右ページに練習問題があります。和訳対策に使用したのは右ページEXERCISE3と4の英文です。

これを選んだ理由は、英文の長さが入試問題と同じくらいで、構文・文法に注意しないと読みにくい文章が多いため、良い練習になると思ったからです。99課×2=198という英文の豊富さも良い点です。

使い方は〈読む→日本語訳をする→解答の訳と比べる〉という単純な方法ですが、英文の内容を理解できることと、それを自然な日本語で和訳できることは全く別の話なので、和訳問題の対策としては欠かすことができません。使われている構文・文法を見つけることと、it・thisの内容まで日本語訳に入れること、の2点に注意しながらやるとかなり力がつくはずです。

3年生になってから受けた「全統記述模試」と「駿台・ベネッセ記述模試」の長文問題でも、1度読んで頭に入ってこなかった文をピックアップして同じように和訳の練習をしました。また、1年生の頃から予習として教科書の和訳を続けていたことも、入試を意識してやっていたことではありませんが、結果として和訳の力につながったと思います。

本格的に英語の過去問対策を始めた時期と過去問を何年分解いたか、何年分解くべきか教えてください。

3年生の夏休みに試しに1年分を解いてはみましたが、本格的に過去問対策を始めたのはセンター試験の自己採点が終わってからです。本番までにちょうど10年分解きました。

お茶大の英語はほとんど傾向が変わらず英作文が特徴的なので、なるべくたくさん解いて慣れるといいのではないでしょうか。センター試験が終わってから本番まで、1週間に2、3年分のペースで無理なく進められる10年分はちょうど良い分量だったと思います。

英語の過去問の使い方(解く、答え合わせ、解説の確認、復習、解き直し)で合格につながったと思うことを教えてください。

試験時間は100分で、問題の量から考えると時間には余裕があります。大問1〜3の長文問題はそれぞれ15分・20分・25分、英作文は30分、全体の見直しは10分という時間配分を決め、毎回それに合わせて解きました。

解き終わったらすぐに答え合わせをしますが、この時点では解答の確認はしません。ある程度時間が経ってからの方が、冷静な頭で客観的に自分の答案を分析できるため、悪いところを見つけやすいと考えたからです。

模範解答に納得がいかないときは先生に質問しました。質問するためには自分の考えや根拠をまとめなくてはいけないので、英語ん理解を深めることができますよ。

英語の過去問対策を振り返って本番の点数に直結したこと、直結せず後悔していることを教えてください。

『英単語ターゲット1900』の詰め込みを直前にやったことは、長文読解と英作文の両方の面でやってよかったと実感しました。英単語などの暗記事項は1度覚えたつもりでも抜けてしまっている部分は結構多いものです。

お茶大の英語にそれほど難しい単語は出てきません。新しい単語を知るのではなく、これまでやった単語を確認し、同じ単語の別の意味を覚える方に重きをおいた方が良いと思います。

後悔している対策は、知らなかった単語を全て覚えようとして単語帳にまとめたことです。お茶大の入試問題の難易度を考えると、今後出てくる可能性の低い専門用語などは全部覚えようとするのはかなり効率が悪いです。専門性の高い単語はきちんと注が付いています。

最後に合格したからこそ言えるこの大学の英語で高得点をとるためのアドバイスをお願いします!

お茶大の英語は和訳問題が多いです。そこで差をつけたいと考えるのであれば、直訳ではなく日本語として読みやすい文章を作ることはもちろんですが、「自分は英文の内容を理解しています」ということを採点者にアピールすることも大切です。itやthatの内容や具体例の説明をどこまで詳しくかけば良いのか、自分の答案と赤本の解説を丁寧に比べながら何度も書き直してみてください。

また、無生物主語や:、;に続く文の訳し方を工夫することで、かなり読みやすい日本語訳を書くことができます。例えば、”Technology will enable us to solve the problem.”という文があったとします。これを「科学技術は私たちがその問題を解決することを可能にするだろう。」と直訳するよりも、「私たちは科学技術のおかげでその問題を解決することができるだろう。」と訳した方が日本語として自然ではないでしょうか。

基本的なことではありますが、難しい文の和訳をたくさん練習していると案外忘れてしまうこともあるので、より分かりやすい日本語を常に意識してみてください。

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