2019年03月28日更新

【センター地理】2017年慶應義塾大学商学部合格者の過去問対策・解き方

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年度
2017年(現役)
入学
慶應義塾大学商学部
出身高校
国立お茶の水女子大学附属高校
センター試験
英語 180点 / 数I・A 85点 / 数II・B 85点 / 国語 165点 / 日本史 90点 / 地理 85点 / 化学基礎 35点 / 地学基礎 35点

センター地理の目標点とその達成のために1番重要だと感じていたことを教えてください。

目標点は85点でした。毎回初めて見る資料をもとに解いていく地理は、模試の点数は安定するものの必ず3問は間違えていました。私はそのことを念頭に置き、地理の目標点を他の教科の足を引っ張らない程度の点数に設定しました。

最終的に間違えた分の点数は得意教科の日本史でカバーし、社会科目の平均点を90点に近づけるつもりでした。当たり前のことですが、85点達成のためには世界の主要な山脈・気候そして統計のランキングの暗記が不可欠。私は覚えたい項目に関して自分で小テストを作成し暗記していました。

センター地理の対策で使用した参考書・問題集と使い方を教えてください。

私は部活や習い事で忙しく国数英以外は塾に通わず独学だったため、自分の学習段階に応じて様々な問題集を使い分けました。また3年生の4~10月の間に学校で地理Bを習う私の学校は、他校と比べスタートが遅くなることがわかっていたので、1年生の内から少しずつ独学で地理の勉強をはじめました。

1年生で使っていた参考書は『瀬川聡 地理B講義の実況中継 (1)(2)センター試験実況中継シリーズ)』のみ。そもそも地理に関する知識が乏しいだけでなく統計資料の見方のわからなかった私は『瀬川聡 地理B講義の実況中継 (1)(2)センター試験実況中継シリーズ)』で地理的思考を身に着けました。

例えば海流と山脈を覚えるだけで「雲のぶつかる風下は多雨だけど、風上は雲が来ないから少雨だろうな」と気候が予測できるようになりました。勉強時間はもちろん1時間の通学時間。電車で毎日1単元を目標に読み、1年生の内に2周しました。

さらにこの参考書には講義CDもついており、帰りの電車の中で「疲れて文字を読みたくない…」なんてというときはウォークマンで瀬川先生の講義をかけ、強制的に自分に勉強させました。また白地図をコピーし、授業中暇なときに主要な国と海流と山脈に色を塗り、名前を書くことでなんとなく位置を把握できるようにしました。

私の中でこの白地図による勉強はお絵かきと一緒。「寒流は青、暖流は赤~」とマイルールを作り考えながら楽しんで描いていたため、ストレスなく勉強できました。何より「覚えよう!」と意気込まなくても1年のうちにある程度の山脈や気候を把握できるようになったのはかなり楽でした。

2年生になり、センターレベルの地理用語を覚えよう!と思い『大学受験 ココが出る!! 地理Bノート』を使い始めました。この問題集は重要単語が穴抜きになっているだけでなく関連するセンターの過去問もついていたため、単元ごとにインプット→アウトプットが可能で使いやすかったです。

使い方は、解説を読みながら穴抜きになっている単語の答えを見てオレンジペンで写す。こうすることで、いつでも簡単に赤シートで隠して用語の暗記ができるようになります。実際に私は、大嫌いな英語と受験に関係ない物理の時間に赤シートで勉強していましたね笑 

センター対策の問題集なので内容は少なく、2年の6月中旬には赤シートでの勉強を2周終わらせることができました。このような赤シート勉強以外に2年生の夏休みまでは地理の勉強をあまりせず、部活に専念していました。

しかし夏休み後半になって「そろそろ本格的に地理をやらないとヤバい(汗)」と感じ『実力をつける地理100題』を毎日2単元ずつノートに解き始めました。当時なんとなく文系国立大学を目指していた私は「2次試験で日本史と地理を使うかもなあ」とは思っていました。しかし、私立入試で地理を使用するつもりはなかったため、「センターレベル以上の問題を解きたいけど私立入試ほど細かい問題はやりたくないな…」とも思っていました。

そんな私にとって『実力をつける地理100題』はセンター~私立二次試験中級レベルかつ問題の割合は選択問題:記述=3:1くらいで、ぴったりの問題集でした。『実力をつける地理100題』の1周目は知識不足のため、2単元終わらせるのに1時間はかかりました。しかし、間違えた問題や知らない統計データを『データブック オブ・ザ・ワールド』や地図帳で確認するごとに知識の穴が埋まっていくのを実感していました。

そのためか、1周終わらせるために2ヶ月半かかった問題集を2周目には2ヶ月弱で終わらせることができました。2周目でも間違えてしまう問題が多かったため、最終的に2年生の終わりまでに問題集を3周しました。やっと学校で地理Bの授業が始まった3年生。1,2年で予習をしていた私にとって授業は「半分復習、半分知識の穴を埋める」という位置づけでした。

3年生の夏、模試の成績が伸び悩みました。どうしても85点の壁を越えられない。自分で模試を分析してみると、統計のランキングを覚えることで解決できる問題が多いことに気が付きました。今まで私は問題演習で得た「地理的思考+なんとなく覚えたランキング」で問題を解いていたのです。これでは失点が増えてしまうわけです。

そこで私は『データブック オブ・ザ・ワールド』に載っている統計の中で、一度でも模試で見たことのある品目のランキングをすべてコピーし、緑マーカーで線を引いて上位3位までを完全に暗記することにしました。また同時期に『マーク式総合問題集 地理B 2017 (河合塾シリーズ)』や『2017センター試験本番レベル模試 地理B (東進ブックス)』を週に1回解くことを始め、センター試験の問題形式に慣れていきました。その結果、秋の河合全統マーク模試では91点を取ることができました。

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センター地理で時間配分、解く順番など試験時間中に意識していたことを教えてください。

地理は答えに対し確証がないことが多く、見直しをすることで見逃していた情報に気づくことがあるので見直しの時間を重要視していました。自分の答えに自信が持てないものには△、わからないものには×を問題番号につけながら、大問順に解いていきました。

こうすることで、印のついた問題の見直しを優先することができたため、「見直しの時間が足りなかった」という事態を防げました。

センター地理の対策を振り返って本番の点数に直結したこと、直結せず後悔していることを教えてください。

本番は82点と目標点は下回ってしまいましたが、得意科目の日本史で補うことが可能な点数であったため、あまり後悔はありません。

しかし、世界地理に気を取られすぎて日本地理の範囲が手薄になってしまい、大問6での失点が増えたようには感じました。日本の基本的地形(山脈・平野など)を確認しておけばよかったな…と思います。

最後にセンター試験を終えた今だからこそ言えるセンター地理で高得点をとるためのアドバイスをお願いします!

地理は統計のランキングを完全に暗記するだけで模試の点数を6点以上、上げることができました。もし85点以上を目標とするのであれば、頻出の統計の上位3位だけでも暗記してみてはいかがでしょうか。

初めて見る資料から問題を解く地理はどうしても失点しやすい科目。得意科目でないのであれば「~問ミスまではOK」というように目標をたてることで、気が楽になり試験中の緊張感を減らすことができると思います。

また、全科目の独学に共通することですが、独学のために必要なのは「期限を決めて問題集に取り組む」ということ。180ページの問題集を3ヶ月で終わらせたいのなら、単純計算で180÷90=2、つまり1日2ページやればいい。

それ以上もそれ以下も勉強しない。そう決めることで「好きな教科の勉強をやりすぎる」というあるあるの事態を防ぐことができますよ。ぜひ試してみてください。

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