2019年03月28日更新

2011年上智大学文学部合格者の英語の過去問対策・解き方

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年度
2011年(現役)
入学
慶應義塾大学文学部
合格大学
青山学院大学文学部
上智大学文学部
早稲田大学教育学部
早稲田大学文化構想学部
出身高校
東京都私立錦城高校
センター試験
英語 188点 / 国語 140点 / 日本史 92点

英語の目標点とその達成のために1番重要だと感じていたことを教えてください。

合格したのは文学部の英文学科で、英文学科だけ配点が200点と他の学科よりも高くなっています。なので英語で平均点以下をとった瞬間合格確率がほとんどなくなるという意識を持っていました。他の教科で英語の失敗をカバーするのも実質不可能です。

自分は上智大学外国学部英語学科も受けたのでわかりますが文学部は外英と比較すれば簡単で問題量も少ないですが外英を受ける人は文学部英文学科を滑り止めとして受けるのが一般的。

したがって英語が得意で偏差値70くらいある人でも相手は外英を受ける人だと思っておいた方がいいですね。自分もそうでしたが外英を受ける人ほど文学部英文学科は余裕で受かるだろうと油断しがちですが、私立最高レベルの上智の英語であることを忘れてはいけません。

配点を考えれば学科試問もあわせて英語ができて日本史で8割以上、国語で6割程度とれば問題なく合格できると思っていました。が、苦手な国語でどんなに間違えても6割以下をとったら偏差値法によって合否が危ないとも思っていたのでいくら私立文系に多い英語、日本史で稼いで国語をカバーしようと思っている受験生も油断したら国語のせいで落ちるので要注意です。

本格的に英語の過去問対策を始めた時期と過去問を何年分解いたか、何年分解くべきか教えてください。

上智文学部の英語の過去問は5年分は解いたと思います。毎年だいたい同じような設問数と形式なので、解く順番含めて対策ができますね。過去問の年数に関しては偏差値70以上ある人はとりわけ過去問対策によって点数が上がるという感じでもないので基本的な長文読解のスピード、問題の処理速度をあげる練習をした方が良いです。

学科試問の和訳と英作文に関しては入念な対策が必須で、中途半端な対策で臨むと全く点数を取れないと言っても過言ではありません。学科試問の対策は過去問を繰り返し解く以外に必ず必要ですね。

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英語対策で使用した主な参考書、合格につながったと思う参考書とその使い方と効果を教えてください。

上智文学部のために特別に英語の問題集を解いたわけではないですが、「やっておきたい英語長文700」「やっておきたい英語長文1000」「英文法ファイナル問題集」を繰り替えし解いたことが上智文学部の英語対策に繋がったと思いました。

文学部の英語は内容に関しては「やっておきたい英語長文700」「やっておきたい英語長文1000」より難しい英語長文はほとんど出題されないので、解くスピードは別ですが長文のレベルについてはこれらの参考書で十分対応できるようになるかと。

また正誤問題をはじめとした文法問題は「英文法ファイナル」を仕上げたことによって8割以上正解できたと思います。正誤問題は知っている構文や英熟語が出ていれば一瞬で解けますが、そういう問題は誰でも正解できるのでむしろ推測して答えを導かなければらない問題を解けるかが重要。

なので過去問を解いていて知らない構文に出会ったからと言ってすぐに正誤問題の問題集を買ったりするのはかなりの無駄で、過去問を数年分解いて正解できなければいけない問題とこれはみんな間違える問題との区別をつけれるようになりましょう。その区別が難しければ学校の先生、塾・予備校の先生に確認しにいくべきです。

英語で個別で対策が必要だった設問、合否の鍵を握ると思った設問の対策と解き方を教えてください。

学科試問の英作文と和訳は入念な対策がマストです。和訳・英作文は12月ごろから高校の先生に英作文を添削してもらいました。和訳、英作文どちらもどう言い換えるかが大事で、そのセンスはそんな簡単に上がりません。

また上智大学文学部の学科試問に限らず英作文と和訳は「復習」が最も大事です。添削されたのを読んだだけでは何も身につきません。添削してくれた内容を反映させてきちんと英作文をなんども書き直す、和訳だったらちゃんと紙に書かないと全く伸びないので気をつけましょう。

英語の過去問の使い方(解く、答え合わせ、解説の確認、復習、解き直し)で合格につながったと思うことを教えてください。

解き直しの際に最も重要なことは「解くスピードをあげるために策を練ること」ですね。問題の処理速度 × 正解力が合格に大きく影響するので長文読解力自体が上智レベルにあっても解くスピードのせいで落ちることは十分ありえます。

処理速度を上げるためにどれくらい問題を読んだら設問を解くか決める、迷った問題をどうするかなど本番起こりうることを想定して過去問の解き直しをする必要があります。

迷った問題を最後に解き直すなら時間配分を考える必要がありますし。それらを想定して解き直さないと本番予想外のことが起きてパニックになる可能性があります。

あとは問題用紙に書き込みをしないことですかね。なんだかんだペンで線を引いたりするのって神経をそこに集中させるし時間もかかってしまいます。理想を言えば回答をマークするだけなのが書く時間を最も減らせるので書き込まないようにするのは案外重要な気がします。

英語の過去問対策を振り返って本番の点数に直結したこと、直結せず後悔していることを教えてください。

上智部の文学部の英語の過去問は12月、1月に解き始めるくらいで十分なので秋から解き始める必要はないと思います。理由としては一定の長文読解力がない状態でテクニックでなんとかするレベルの量と出題のされ方ではないからです。

単純に問題量が多いので、過去問対策を始める前の長文読解力と速読力でほぼ決まります。長文読解力と速読力がある人が過去問を数年分解いて慣れておくくらいのイメージです。

なので例えば早稲田の文学部、慶應の文学部みたいに問題が独特で対策に時間を要する学部とは異なり12月になった時点での長文読解力と速読力で8割以上とれるか決まると思っていて良いかと。もちろん一定の対策は必要ですが、過去問対策で点数がそんなに上がる学部ではないと思って欲しいです。

最後に合格したからこそ言えるこの大学の英語で高得点をとるためのアドバイスをお願いします!

繰り返しになりますが、上智大学の文学部の英語は問題に特徴があるかと言われればそうではありません。単純に問題数が多く処理速度が問われるので、過去問で練習するというよりは自分が普段読み込んでいる長文問題集をいつもより速く読んでみるとか、制限時間を決めて読むと良い練習になりますね。

実際に自分は12月から2月の本番の時期までそれまでに何度も繰り返し読んできた「やっておきたい英語長文700」などの長文を30分間集中して何個も読みました。内容は深く理解できているのでとにかく難しい長文をスピードを上げて読むことを意識しました。そしてこの練習は上智文学部に限らずそのほかの早慶上智の長文対策につながったと確信しています。

上智文学部を何としてでも合格したい受験生は日頃の英語長文の勉強の質にこだわりましょう。日々の積み重ねが必ず上智合格につながります!

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