2016年08月23日更新

『私立を受けず、第一志望対策にかける時間を増やす』東京大学文科二類志願者の受験校の決め方

東京大学(文科-前期日程)(2015年版 大学入試シリーズ).jpg

合格者のプロフィール

年度 2015年(現役)
進学 東京大学文科二類
出身高校 三重県立四日市高校
センター試験
英語
191点
国語
186点
数学1A
88点
数学2B
75点
化学基礎
50点
生物基礎
46点
世界史B
98点
日本史B
97点

―合格した学部、不合格になった学部を全て教えてください。試験日程の一連の流れを教えてください。

日程 学部 試験or合否
2/25 東京大学文科二類 試験
2/26 東京大学文科二類 試験
3/10 東京大学文科二類 合格
3/12 一橋大学経済学部 試験(未受験)

―受験を終えてみて合格発表などによるこのスケジュールでの感情の動きを具体的に教えてください。

私立を受験しなかったために、周りの友達が早稲田や慶應などを受験するために学校を次々に休むのを見たときはとても不安になりましたね。

しかし、「みんなが受験しに行っている時間を、自分は第一志望の対策に充てられるんだ」と考えるようにして自分を落ち着けていました。

また、後期日程があるとはいえ、一橋経済の後期は倍率15倍越え、そのうえ2教科のみの試験で、苦手科目数学が課されているという状況でしたので前期の東大で落ちれば後はない、と考えていました。

それゆえ、合格発表までの期間は気が気でなく、全然後期日程の勉強に集中できませんでしたね。

Sponsored Links

―受験校を決めるにあたって大事にしたこと、また迷ったことを教えてください。

親から「私立大学なら家から通えるところしか駄目」と言われていたので、私立大学を受験しないことはあまり迷いませんでした。

私は三重出身なので自宅から通える範囲の私立大学というと、南山大学(経済学部の偏差値:52〜55)が最高レベルの状態で、自分に合わないと思ったからです。

後期日程で東大後期を受けるか、一橋を受けるか、横浜国立大あたりを受けるかは迷いましたね。

当初、後期は国公立で確実に合格できるところにしようと考えていたのですが、やはりどうせならレベルの高いところで学びたいと思うようになり、東大か一橋に絞り、「東大後期(現在はありません)は文理共通で数Ⅲの内容を含む」というのに怖気付いて最終的に一橋に決めました。

―受験学部の過去問はそれぞれ何年分、何周行いましたか?また受験学部や受験数によって特に大変だったことを教えてください。

東大は英語、国語、日本史、世界史は25年分。数学のみ5年分解きました。最新5年分は2周しましたね。

また、過去問以外に予備校の出版している模試の過去問や、Z会の通信教育東大コース過去3年分の問題もこなしました。

具体的に模試の過去問は駿台の「東京大学への〇〇(教科名) ―実戦模試演習」と河合塾の「入試攻略問題集 東京大学〇〇(教科名)」を学校で借り、数学以外はそれぞれ15年分程度やりました。

東大の入試問題は独特なので、出来るだけたくさん東大形式の問題の演習を積むことを意識しました。

一橋大は英数ともに4年分解きました。

前期試験が終わるまでは後期のことは考えずに集中して勉強しようと考えていたため、前期試験後に初めて一橋の過去問を目にして想像以上の数学の難易度と英語の長文の長さに驚愕しましたね。

また、今まで東大対策で5教科を1日の中でローテーションして勉強してきたのに、急に勉強しなければならないのが2教科になり、1つの教科に飽きても好きな歴史や国語に取り組むことができなくなったので集中力が続かなくなり苦労しました。

―直前期に過去問の出来からどこが受かりそう、落ちそうと主観的に思っていましたか?その理由も含めて教えてください。

東大は試験直前には過去問を解いて、自己採点で過去の合格最低点を超えるようになっていたので、いつも通り緊張しすぎずやれれば受かるだろうと思っていましたね。

逆に一橋大は過去問を解いて全く手応えがなく、対策もほとんどしていなかったので落ちるだろうと思っていました。

―最終的な受験校選びは本当に難しいですが、大学受験を終えた今考えて受験校を決める際に最も大事なことを教えてください。

第一志望に受かったからこそ言えるのかもしれませんが、「むやみに併願校を受けないこと」です。

併願校を増やせばそれだけ併願校対策にかかる時間も、受験にかかる時間も増えます。

その時間を全て第一志望対策に回せたことは自分の勝因だと思っていますので。

受けるのであれば、併願校は2校までが望ましいと思います。

それ以上は試験慣れという意味でも、行きたい大学かどうかという観点でもあまり意味がないのではないでしょうか。

【PR】 「スタディサプリ」の志望校対策講座

志望校対策を本格的に行っていく高3生は志望校対策講座として、高1,2生は早期の志望校対策・受験対策として試しておきたいのが「スタディサプリ」。

スマホ、タブレットでプロの予備校講師の授業が見放題、GMARCHや早慶、国立の志望校別対策の講座やセンター対策講座、高1、2年生向けの通年講座もあります。

『月額980円(=問題集1冊分の料金)のみ』『2週間無料なので合わなければ2週間で辞められる』のでとりあえずプロ講師の授業がどれだけ学校や一般の塾・予備校の授業と違うか体感してみると良いかと思います。

「スタディサプリ」を無料体験!