2016年08月27日更新

『単願にして自分を追い込む』東京大学文科二類志願者の受験校の決め方

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合格者のプロフィール

年度 2015年(現役)
進学 東京大学文科二類
出身高校 東京都駒場東邦高等学校
センター試験
英語
185点
国語
180点
数学1A
91点
数学2B
90点
生物基礎
38点
地学基礎
50点
日本史
100点
世界史
100点

―合格した学部、不合格になった学部を全て教えてください。試験日程の一連の流れを教えてください。

日程 学部 試験or合否
   2/24 東京大学文科二類 試験
   2/25 東京大学文科二類 試験
   3/10 東京大学文科二類 合格

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―受験を終えてみて合格発表などによるこのスケジュールでの感情の動きを具体的に教えてください。

理由は後述しますが、私は併願に私立校を受けず、センター利用もしませんでした。

そのため、センター後は東大の受験勉強に集中できた反面、もし落ちたら浪人することが決まっていたのでやはり不安は大きかったです。特に二次試験が終わってから合格発表までの間は緊張が続き、受験勉強が一区切りついたことを素直に喜べませんでした。

―受験校を決めるにあたって大事にしたこと、また迷ったことを教えてください。

私は経済学に興味があったため、東大文科二類を受験することは早い段階に決めていました。

迷ったことは併願として私立を受けるかどうかでした。 そこで考えたのは私立を受けることの利点と欠点です。

まず利点ですが、

  • 受験の場慣れができる
  • もし国立に落ちても浪人せずに済む

などが挙げられます。

一方、欠点として、

  • 受かったら「私立に受かってるから…」という甘えが生まれる恐れがある
  • 落ちたらメンタルが傷つく
  • 私立校の受験勉強に時間を取られる
  • 風邪をうつされる心配がある
  • お金がかかる

といったことが考えられました。

私の周りでも場慣れのために私立を受ける人は多くいましたが、予備校の模試を何回か受けていたので問題ないと思っていましたし、実際に二次試験を受けた感触でも模試の雰囲気と大差ない気がします。

それに対し、欠点は多くあると思います。

私立の入試は国立の入試とタイプが異なるので、「私立だから…」といって舐めて受験に臨むと不合格になることは十分考えられます。例えば日本史や世界史では、国立では絶対に聞かないような細かい単語の暗記まで要求してきます。

そのため、本命の国立の入試に関係ない勉強時間を取られることが嫌でしたし、もし勉強せずに臨んで私立に落ちていたらメンタルの弱い私は国立の勉強に支障が出ていたと思います。

そして一番心配だったのが、私立に受かった場合に甘えが生まれることです。

国立に落ちても私立に行けばいいという考えがあると、やはり国立の勉強に気が抜けてしまう気がしたため、最終的に敢えて自分を背水の陣に追い込むつもりで併願は一切出しませんでした。

同様の理由でセンター利用もしないことにしました。

―受験学部の過去問はそれぞれ何年分、何周行いましたか?また受験学部や受験数によって特に大変だった ことを教えてください。

東大の過去問は本番と同じ形式でやったのが英語の10年分×1周と世界史の直近5年分×1周です。

数学や日本史は赤本の目次に単元ごとの出題状況が書いてあるので、そこを見て頻出単元のみを3周ほどしました。
数学では軌跡や確率、日本史では江戸時代の幕藩体制などは押さえておくべきかもしれません。

国語は問題形式だけ見て、実際に解きはしませんでした。自己採点が難しいからです。

英語を多めにやったのは自分に合った時間配分をつかむためです。

東大の英語の試験は特殊なので本番と同じ形式で過去問をやっておいたほうがいいでしょう。(東大志望者はもしよければこちらの記事もどうぞ:『自分に合った解答順を』 東京大学文科二類合格者の東京大学英語の解き方)

当たり前ですが過去問と同じ問題は本番で出ません。ですから過去問を何周もやって完璧にしてもあまり意味はあまりないと個人的に思っていました。あくまで傾向や時間配分を知る目的にするのも一手でしょう。

私は単願と決めていたので、おそらく他の人より時間がありました。

そのため、実際の入試の過去問以外に、各予備校が出版している模試の過去問集や予想問題集にも手をつけました。

駿台の「東京大学への〇〇(教科名)2016実戦模試演習」と河合塾の「入試攻略問題集 東京大学〇〇(教科名) 2016」がメジャーだと思います。

―直前期に過去問の出来からどこが受かりそう、落ちそうと主観的に思っていましたか?その理由も含めて 教えてください。

100%受かるという自信はありませんでした。

しかし、東大の過去問は高3の夏休みに一年分解いており、直前期にはその時よりはるかに点数が伸びていたうえ、自己採点でも合格最低点も超えていたので大きなミスをしなければ受かると自分に言い聞かせていました。

―最終的な受験校選びは本当に難しいですが、大学受験を終えた今考えて受験校を決める際に最も大事なことを教えてください。

一番大事なことは、自分が本当に行きたいところを受けることです。

第一志望に対する思いの強さは受験勉強へのモチベーションにつながるので、よく考えて決めるべきでしょう。

併願校も大して行きたくないところを受ける必要はないかもしれません。

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