2016年08月28日更新

『併願校の試験会場では敵情視察』東京大学理科一類志願者の受験校の決め方

東京大学(理科-前期日程)(2015年版 大学入試シリーズ).jpg

合格者のプロフィール

年度 2015年(現役)
進学 東京大学理科一類
合格学部
  • 防衛医科大学校医学部
  • 東京理科大学理学部
  • 慶應義塾大学理工学部
  • 早稲田大学先進理工学部
出身高校 神奈川県私立桐蔭学園中等教育学校
センター試験
英語
198点
国語
171点
数学ⅠA
100点
数学ⅡB
97点
物理
96点
化学
96点
倫理・政経
60点

―合格した学部、不合格になった学部を全て教えてください。試験日程の一連の流れを教えてください。

日程 学部 試験or合否
11/1 防衛医科大学校医学部 試験
11/2 防衛医科大学校医学部 試験
12/3 防衛医科大学校医学部 合格
2/12 慶應義塾大理工学部 試験
2/13 東京理科大学理学部 試験
2/16 早稲田大学先進理工学部 試験
2/23 慶應義塾大理工学部 合格
2/25 東京理科大学理工学部 合格
2/25 東京大学理科一類 試験
2/26 東京大学理科一類 試験
2/26 早稲田大学先進理工学部 合格
3/10 東京大学理科一類 合格

―受験を終えてみて合格発表などによるこのスケジュールでの感情の動きを具体的に教えてください。

防衛医大の結果は冬休み直前に学校側から知らされました。「東大や京大、国立医学部に合格する人でも普通に落ちることがある」と聞いていたので、合格通知はかなり嬉しかったです。

しかし翌月にはセンター試験も控えていたので、図に乗ることなくペースを保つことに努めました。ここで浮かれた友人がセンター試験で軽く失敗していたので、やはり結果を見て一喜一憂すると身を滅ぼすのだと心に刻んだのをよく覚えています。

私立大学の合否結果は国立の2次試験よりも前に出ていたのですが「すべてが終わる前に結果を見るやつは本番で失敗する」というジンクスを耳にしていたので、結果を知ったのはすべて26日に試験が終わった後でした。

私の中では浪人することが最も回避するべき事態でしたから、とりあえず合格通知を受け取って少しは安堵しました。

ですが周りにかなり強気な発言をしすぎたため「もし東大に落ちたらどうしよう。どんな顔をして表を歩けばいいんだ」と、3月10日正午の合格発表を見るまで気が気ではありませんでした。

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―受験校を決めるにあたって大事にしたこと、また迷ったことを教えてください。

私の母校では、理系の東大志望者が防衛医大→東京理科大→慶應義塾大学理工学部→早稲田大学(先進)理工学部と受験するのがセオリーとなっていたのでそれに従いました。

場数を踏むことが本番の緊張感に慣れる上で大事だと言われて結局受験したのですが、正直な話東京理科大は受けなくてもよかったと思っています。自宅からかなり遠かったですし、過去問も満点近くとれていましたから。

「本番の緊張感に慣れる」という本来の目的達成はできませんでしたが、「トイレの混み具合・昼食のおにぎりは2個くらいが丁度いい・周りは試験直前にどんなことをしているか」などを身をもって確認できたことはプラスになったと思います。

受験料と大切な時間を払って受験している以上、何かしらの収穫を得ることを大事にしていました。

―受験学部の過去問はそれぞれ何年分、何周行いましたか?また受験学部や受験数によって特に大変だったことを教えてください。

東大の過去問は科目ごとにそれぞれ20年分、通しで3年分解きました。「通し」というのは、本番前の一週間に本番と全く同じ時刻・同じ順番で行う演習です。

英語・数学・国語の過去問は学校の先生にプリントでもらい、物理・化学は「東大の物理 25カ年」・「東大の化学 25カ年」を使いました。

繰り返し同じ年度の問題を解くということはせず、毎回初見の問題を解いていました。

東大以外の過去問はそれぞれ1年分しか解いていません。少しでも多く東大の問題演習に時間を割こうとした結果です。といっても、全く対策せずに臨むのはさすがに無謀だと思ったので1年分だけ解くという決断に至りました。

併願することで本命の勉強時間を圧迫するということはありませんでしたが、早朝から見慣れない土地に向かうことが大変でした。夏休み中に下見に行けばよかったと今更ながら後悔しています。

―直前期に過去問の出来からどこが受かりそう、落ちそうと主観的に思っていましたか?その理由も含めて教えてください。

「防衛医大の入試は東大以上の難関とも言われている」、「東大模試でA判定の人も落ちる」と聞いていた上に、過去問の出来もボーダーライン周辺だったのでどうなるかわかりませんでした。

私立大学に関しては特に心配はしていませんでした。赤本の合格最低点を見たところ、それよりも20点ほど上回っていたので本番にしくじらなければ大丈夫だろうと。

東大の場合も、模試の科目別自己最低点を全て足した点数でもギリギリ合格ラインだったので、当日に自己ワーストを大幅に更新しない限り大丈夫だろうと自分に言い聞かせていました。

―最終的な受験校選びは本当に難しいですが、大学受験を終えた今考えて受験校を決める際に最も大事なことを教えてください。

ライバルの雰囲気などを掴むことが重要だと思います。彼らが試験直前に何をしているか、試験会場はどのような雰囲気かなどの敵情視察も立派な対策です。

そのためには学校の先生などに聞いて、自分と同じ大学を志望している人が今までにどの大学を併願してきたかを把握することが大事ですね。ライバルのいない大学を受験してもあまり意味はないですから。

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