2016年08月14日更新

『センター9割を目指す第一歩』2016年度東京大学文科一類合格者の高3の夏休みの世界史勉強法

時代と流れのつかめる用語問題集世界史B(シグマベスト).jpg

合格者のプロフィール

年度 2016年(現役)
進学 東京大学文科一類
出身高校 兵庫県私立白陵高校
センター試験
英語
192点
国語
190点
数学1A
91点
数学2B
100点
化学基礎
42点
生物基礎
50点
日本史
94点
世界史
91点

―夏休みに入る前の時点での第一志望、各教科の状況・課題と夏休みの「コンセプト・目標」を教えてください。

第一志望は東大文一に絞っていました。目標を高く設定して固定しておいた方が勉強へのモチベーションも高まると思ったからです。

センター模試では英数国は安定して8~9割とれる状態だったので、二次試験対策に重心を置くよりは苦手科目を平均レベルまで引き上げようと思い、夏休みは社会科目に集中しようと決めていました。

文系だったので理科は11月、12月頃から始めれば間に合うと考えていたからです。

また社会ではクラスメートがマーク模試で7~8割取る中で、私は日本史6割、世界史4割という成績で焦っていたからだというのもありました。

そこでまずマーク模試の世界史が日本史の成績に並ぶように6割を目標として夏休みの計画を立てました。

Sponsored Links

―夏休みに入る前にあなたが世界史で抱えていた課題と、その上でどのような目標を掲げたかを教えてください。

歴史事象名、人物名、年代など細かいことが覚えられていなかったのも問題でしたが、大きな流れをとらえられていなかったのが一番の課題でした。

例えば中国史でどういう順番で王朝が並んでいたか把握できていなかったり、18世紀のヨーロッパといわれてどんな出来事が起こっていたかいうことができなかったりです。

そこでとりあえず夏休み中に全時代をざっと復習することを目標にしました。

細かい事象や同時代史をいきなりつかもうとするのは難しかったので、浅く内容を拾って後から細部を覚えていくようにしたんです。

―夏休みに取り組んだ世界史の問題集とその使い方・ペース・勉強法を具体的に教えてください。

私をはじめクラスメートは主に「時代と流れのつかめる用語問題集世界史B(シグマベスト)」を使っていました。

周りがすでに古代から近現代までの範囲を1通り見直し、2周目に入ろうとしていた時に、私は古代が終わったぐらいのペースだったんです。

そこでまず夏休み中にこの問題集を1周することを目標にしました。

「時代と流れのつかめる用語問題集世界史B」は各章が見開き1ページでまとめられています。

左のページには年表や地図などが載っていて赤シートで重要事項を隠して覚えられるようになっていて、右のページには私立・国公立2次試験の論述問題風の文章が載っています。

その文章中の重要語句が()抜きになっている、空欄補充の問題でした。

私は左のページをじっくり読んで理解してから右のページの空欄補充に取り組むようにしていました。

復習してすぐに問題を解くことで記憶がより定着しやすくなると思ったからです。

間違えた箇所にはフリクションのペンで印をつけて、2周目以降にできるようになったら印を消せるようにしていました。

また7月に入ると急に赤本を持つ人が増えましたが、基礎的内容を理解できていない状態で赤本を解こうとするのは無謀だと思ったので、過去問を解くのは12月に入ってからにしました。

―夏休みに取り組んだことが秋以降どのように役立ったか具体的に教えてください。

とりあえず1周したことで自分の苦手がより具体的に見えたのが最大のメリットだったと思います。

それまでぼんやり全部分からない、分からないところが分からないという状態だったのが、中国の近現代史が苦手だとかロシア史は複雑だから注意して覚えないといけないなど意識的に勉強できるようになったんです。

また問題集に印をつけていく方式をとったので秋以降もいろいろな取り組み方ができました。

私は2周目は右ページの印のついている問題と左ページの赤字部分を解いて、3周目に右ページ全問題と左ページの印のついている問題、4周目に左右全問題を解きました。

いきなり全問題に取り組まないといけないと考えるとなかなか問題集を開く気が起きませんが、印をつけて解くべき問題を区別しておくことでモチベーションを下げずに解き続けることができました。

―最後に大学受験を終えてみて秋以降に世界史の偏差値を伸ばすために夏休みにやるべきだと思うことを教えてください!

私は夏までの時点でクラスメートにかなり出遅れていたので1周することしかできませんでしたが、夏中に2周以上しておくことがおすすめです。

事項の暗記を終わらせて同時代史や各地域の通史に取り組まないと、国公立2次試験対策はいつまでたっても始められないからです。

だから空欄補充や一問一答の問題には夏中におおよそ答えられるようになっていたほうがいいと思います。

また資料集や便覧などを使って世界史の流れをつかんでおくことも大事です。

資料集や便覧は写真や地図、年表などがたくさん載っているのでビジュアル的に覚えることができます。

私はセンター試験直前の12月頃まであまり資料集を使うことがなかったのですが、その時にもっと前から資料集を使って勉強しておくべきだったと後悔しました。

資料集をめくるだけの勉強は意味がないと思っていましたが意外と頭に残りやすいということに気づいたからです。

また自分が苦手な時代やひっかかったところを復習するときに資料集を繰り返し引くことでより記憶が定着します。

夏休みは勉強時間が本当に多く取れるので、無駄に思えるような面倒で時間がかかることもやってみる方がいいと思います。

【PR】今なら「スタディサプリ」が実質3ヶ月無料!

志望校対策を本格的に行っていく高3生は志望校対策講座として、高1,2生は早期の志望校対策・受験対策として試しておきたいのが「スタディサプリ」。

スマホ、タブレットでプロの予備校講師の授業が見放題、GMARCHや早慶、国立の志望校別対策の講座やセンター対策講座、高1、2年生向けの通年講座もあります。

『月額980円(=問題集1冊分の料金)のみ』『今なら1ヶ月無料+Amazonギフトカード2,000円がもらえる』のでとりあえずプロ講師の授業がどれだけ学校や一般の塾・予備校の授業と違うか体感してみると良いかと思います。

スタディサプリキャンペーン

スタディサプリ

この機会に超一流プロ講師の通年講座、志望校別対策講座などの各教科の授業を見てみてください!

スタディサプリスタディサプリ