2016年03月20日更新

『物理は公式さえ理解できていれば問題が解ける』は幻想?

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公式のまとめページを見ていても問題は解けるようにならない

「物理は公式の理解に尽きる」という言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。しかし例えば物理の教科書を何回も読んでいるだけでは定期テストで点がとれるようになるわけではありません。

数学で公式だけ覚えていても問題は解けないですよね?物理も数学によく似た科目なので、全く同じことが物理でも言えます。

たしかに物理は公式をきちんと理解することも重要ですが、どの公式を使うのか、いつ使えるのかまで理解するためには問題を解くしかないんですね

授業中に公式の字面を覚え、問題を解くときに思い出して定着させる

問題が解けないときにただ公式を覚えていなかったのか、それともその公式を使っていいと気づけなかったのかでは大きな違いがあります。

前者の理由なら公式の形さえ覚えていればいいので、そのために繰り返し問題を解くのは効率が悪いです。

なので授業中には使い方や導き出し方まで理解できなくてもいいので、公式の形を覚えることが最も優先すべきことです

そのうえで家でセミナー物理などの問題を解き、公式を思い出して定着させたりその公式をいつ使うのかを学べばセミナーの基本問題レベルは必ず解けるようになります。

例えば次の問題で考えてみましょう。

問題:「ある高さの所から小球を速さ7.0m/sで水平に投げ出すと、1.0秒後に地面に達した。重力加速度を9.8m/s2として、水平に移動した距離を求めよ。」

この問題なら、「水平方向が等速直線運動になっていること」は授業中に完全に理解できていなくてもいいですが、等速直線運動の変位の公式「x=v0t」は授業中に絶対に覚えるようにしてください。

また解けなかった問題は必ず自力で解けるまで解き直しましょう。結局物理だろうと数学だろうと自分で鉛筆を動かして問題を解くことでしかテストで点を上げる方法はありません。

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物理は典型問題の出題率が理系科目で最も高い

物理は模試であろうと典型問題が出題されることが非常に多いです。特に「波」の範囲の「ニュートンリング」や「ヤングの干渉実験」などがいい例。

セミナーで言えば発展問題にあるような問題は模試でそのまま出ることも少なくありません。

そういった問題では公式の暗記どうこうよりも、その問題の解答の流れ自体を覚えてしまう方が圧倒的に効率的です

公式を本当の意味で理解できたならそれで問題は解けるはずです。

しかし本当に理解するためには問題を解く必要がありますし、実際できない問題を解けるようになるまで解き続けるのが最も効率のいい勉強法なんですね。

画像引用:instagram.com