2016年07月30日更新

『自分に必要なことを吸収する』東京大学文科三類合格者の高3の古典の授業の受け方

出る順に学ぶ 頻出古文単語400.jpg

合格者のプロフィール

年度 2016年(現役)
進学 東京大学文科三類
合格学部
  • 早稲田大学政治経済学部経済学科
  • 早稲田大学文化構想学部文化構想学科
出身高校 千葉県私立渋谷教育学園幕張高等学校
センター試験
英語
183点
国語
193点
数学1A
89点
数学2B
100点
化学基礎
50点
生物基礎
47点
日本史
91点
世界史
88点

―高3の古典の授業(演習を含む)で扱った教材を全て教えてください。

源氏物語、三国志演義、平家物語などの有名な古典作品を、先生がプリント教材にしたものを扱いました。

他に、古文単語・文法、漢文の句形・語彙の小テストが2週間に一度のペースでありました。その際の教材は、『出る順に学ぶ 頻出古文単語400』(Z会)、『文脈で学ぶ 漢文句形とキーワード』(Z会)でした。

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―高3の古典の授業の「予習の仕方」について具体的に教えてください。

小テストについては予習というより対策ですが、先にあげた教材を前日にざっと読み返すに留めました。手を抜いたせいで、あまりいい点はとれませんでした。

もっと手のこんだ対策をすればより高得点を狙えたと思いますが、小テスト対策に時間を割きすぎて他の科目に支障をきたすのは本末転倒なので、補習に呼ばれない程度に程々の労力をかけるよう心がけました。

古典作品の教材については、細かい文法的解釈を重視する授業スタイルに合わせて、授業前に本文を品詞分解し、文法、内容的に不明な部分を特定して授業に臨みました。

―高3の古典の「授業の受け方」で意識していたことを具体的に教えてください。

先にも述べたとおり、作品の一文一文を正確に品詞分解し、文法的に解釈していく授業スタイルでした。扱う作品は、源氏物語をはじめとして文法的にタフなものが多く、生徒に指名を多くする先生の授業についていくには、効率的な予習をする必要がありました。

予習段階で、どの箇所が文法的、内容的に解らないのかを洗い出し、その部分を重点的に聞くようにしました

一方、予習段階で十分に理解できたと思った部分については、指名されたら答えられる程度に授業を聞き流し、次に扱う作品の予習、古典単語など知識事項の確認にあてました。

予備校に頼りっきりになるのが好ましくないのと同じように、学校の授業を盲信するのも考えものです。自分で理解できることをぼんやりと聞く時間の余裕は、特に高3受験生には残されていないでしょう。

だから予備校、学校の授業ともに自分は何が分かっていて何が分かっていないのかを常に意識し、分かっていない「穴」を潰していくことが大切だと思います

―高3の古典の授業の「復習の仕方」について具体的に教えてください。

復習は予習ほど時間をかけませんでした。扱った本文を一読し、現代語訳がつっかえずに浮かんでくるかどうかの確認をしました。本格的な復習は、定期試験前にまとめて行いました。

―高3の古典の授業は志望校の古典に役立ったと思いますか?その理由も含めて教えてください。

大いに役立ちました。僕は古典に関して予備校に通っていなかったので、学校の授業と自習で志望校対策を完成させることが必要でした。

秋以降は東大の過去問を古文、漢文ともに15年分解こうと決めていたので、知識事項を確認する自習時間がなかなかとれませんでした。そこで学校の授業を利用し、小テスト、文章解釈で知識を定着させるよう意識しました。

東大の古典は扱う文章はセンターレベルで難しくありません。いかに文章全体をあますところなく読解し、解答に使える要素を拾いあげることができるかで差がつきます。

だから、大ざっぱに作品を読むのではなく、日頃から一文一文を丁寧に解釈し、現代語訳する作業をこなしていくことが、東大古典突破への最短経路といえるでしょう。この作業を習慣化できた点で、学校の授業は役に立ちました。

―大学受験を終えてみて古典の授業をより効果的に活用するにはどうすれば良いと思いますか?その理由も含めて教えてください。

高3の1年間で受験に使える時間は多くありません。理社の対策にどうしても時間を回さなければいけないし、体育祭や文化祭など、高校生として最後の行事を充実させたいと思うのも当然です。

とりわけ英数国に関しては、学校の授業も演習がメインになり、知識事項を確認できる時間は日を追うごとに減っていきます。

だから、授業の予習段階で時間をとられ過ぎないように、最低限の単語、文法事項をできるだけ早期に把握しておくと良いでしょう。正確に予習すれば、学校の授業も効果的に聞くことができます。

―最後に受験生に学校の授業に関するアドバイスをお願いします!

予備校だから、学校の授業だからという理由で聞く、聞かないを決めるのはもったいないです。自分の「穴」を効果的に埋められるという観点で、予備校が有用だと思えばそこに頼ってかまわないし、無用だと判断すれば学校の授業も内職にあてた方が合格に近づきます。

内職に対して厳しい授業ならば仕方ないですが……自分の理解できていないところを積極的に吸収する、という姿勢がいずれにしろ大切であることを、心に留めておいてほしいと思います。

今の自分に何が必要なのかを常に意識し、効率的な勉強をがんばってください。

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