2016年03月20日更新

古文単語の暗記は単語帳だけでは足りない。単語帳と並行して一度読んだ古文からも暗記する

古文単語

古文単語は単語帳と読んだ古文から覚えていくのが基本

古文読解で何よりも重要なのが古文単語の暗記です

覚えるべきことを覚えない限りは、どんなに国語が得意な人でも点を取ることは出来ません。

古文単語と聞いて、まず思い浮かぶのは単語帳でしょう。

単語帳は頻出単語をよく使われる意味で載せているので、効率よく単語を覚えていくことが出来ます。

しかし単語帳での暗記には盲点があります。

古文単語には、同じ単語でもたくさんの意味を持っているものが多くあります。単語帳は、多くの意味を持つ単語の場合最も多く使われる意味を取捨選択して収録しています

そのため、頻出ではない意味でその単語が使われていた場合は意味が分からないどころか、単語帳に載っていた意味で考えて間違う、なんてこともあります。

また、単語帳では『この単語=あの意味』という風に一元的にしか暗記できず、実際の古文でその単語を見たときに柔軟な訳が出来にくくなってしまいます

これらの単語帳の欠点を補うため、古文単語の暗記は単語帳と並行して読んだ古文からも行います

授業や模試で多くの古文を読みますよね。具体的に言えば、それらの今まで読んだことのある古文に出てきた単語を覚えていくのです。

一度読んだ古文から単語を暗記するのは、復習するときです

古文復習は、その古文をすらすらと自分で現代語訳できるまで終わりません。

現代語訳出来なかったりつっかかったりしたところは、どうしてそこが現代語訳出来なかったのか分析して、原因を潰します。

原因を潰せたら、また全文現代語訳します。これを全文注釈なし辞書なしで現代語訳出来るようになるまで繰り返します。

全文を自分で現代語訳出来たとき、その古文の内容、文法、単語すべてが自分のものになったと言うことが出来ます。

古文単語を暗記するために古文を読み直すというよりも、古文復習の一環として単語も覚えるというスタンスを取りましょう

古文単語の暗記にも優先順位がある

古文単語は必要な数は300語程度とは言え、覚えるべき意味も多いためなかなか厄介。古文単語の暗記にも優先順位があります。

その優先して覚えたい単語とはどんな単語かというと、自分が想定した意味とは全く違う意味を持つような単語。意味を誤解して覚えることは、わからない単語があること以上に文章読解に支障が生じるからです。

代表的な例としては、「ののしる」が当てはまります。ののしるは「大声で相手の悪口を言うこと」と現代では使われますが、古文では「大声を立てる」「世間で評判になる」といった現代語からとは違った使われ方をします。

問題作成者は受験生がこういった誤解をすることを予想して作問するために、当然のように誤った解答に誘導されてしまいます。

そのため意味を間違いやすい古文単語、つまり自分にとって意外に思える意味を持つ単語から覚えていくことが必要です。

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古文単語で単語帳を使うなら1週間以内に1冊すべて暗記する

単語帳を1日20単語、と長期間的に計画して実行している人も多いことでしょう。

毎日少しずつコツコツ暗記する方法は、古文単語に限らず単語暗記全般においてあまりおすすめ出来ません。

単語暗記の基本は『覚えていない単語を減らすこと』。3か月かけて少しずつ覚えている単語を増やすよりも、5日だけ単語暗記に集中し単語帳の単語をすべて覚える方が効率的なのです。

では5日間で古文単語を315単語覚えるには具体的にどうしたらよいのでしょう。

まず1日目。315単語すべてを読んで暗記します。

2日目は、またすべての単語を見返して覚えられていなかった単語をチェックします。3日目以降もこれを繰り返します。

この方法で覚えることの利点は2つ。1つは言うまでもなく、5日後には古文読解の点数アップがすぐに期待できるということ

そしてもう1つは、同じ単語を何度も目にするので頭に残りやすいということです。例えどれほど一生懸命その単語を紙に書いたとしても、それが一度きりでは1か月も経てば忘れてしまいます。

古文単語を覚えるときは1週間以内に単語帳を1冊暗記するようにしましょう