2016年06月14日更新

『要約で点を稼ぎ意見論述で差をつける』慶應義塾大学文学部合格者の小論文の解き方

慶應義塾大学(文学部)(2016年版大学入試シリーズ).jpg

合格者のプロフィール

年度 2016年(現役)
進学 慶應義塾大学文学部
合格学部
  • 慶應義塾大学文学部
出身高校 東京都私立桐朋女子高等学校
センター試験 受験せず

―慶應義塾大学文学部自主応募推薦の小論文で合否のカギを握ると思った設問や、問題全体に対する印象を教えてください。

総合考査Ⅰの課題文は10ページ以上で、初めて過去問を解いた時はその長さに圧倒されました。

合否を決めるのは意見論述だと思います。要約は文中に答えがありますが、意見論述は、テーマに関する知識と問題意識の有無が浮き彫りになるからです。
 
要約と和文英訳で確実に点数を稼ぎ、意見論述で差をつける、という戦略でした。

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―慶應義塾大学文学部自主応募推薦の小論文の解く順番・時間配分についてその順番で解く理由も含めて教えてください。

総合考査Ⅰは、設問3・4の和文英訳、設問1の要約、設問2の要約という順番で解きました。一度文章を読み始めると頭を切り替えるのが難しく、先に英訳を解き、それから要約に集中する方が効率が良いからです。

和文英訳は一題10分で解き、残りの時間は設問1・2で半分ずつ使いました。
試験時間は120分あるので、焦らず課題文を読解しました。採点者が読みやすいよう、丁寧な字で解答しました。

(総合考査Ⅰについて)

―設問1をどのように解いていたかを具体的に教えてください。

設問で問われていることを明確にし、解答の骨子を考えてから、答えの要素となりそうな記述に線を引きました。「つまり」や「したがって」など言い換えの接続詞の直後には重要な記述があるので、必ずチェックします。
 
自分の要約にも接続詞を多用し、論理的な文章になるよう心がけました。
 

―設問2をどのように解いていたかを具体的に教えてください。

例年設問2は意見論述ですが、昨年度は要約でした。
 
設問を取り違えてしまうと、点数が付きません。致命的なミスを避けるためにも、まずはしっかりと設問を読みましょう。その上で、語末が「説明しなさい」なら要約、「あなたの考えを述べなさい」なら意見論述というように判別していました。

あとは、設問1と同じように解きました。
 

―設問3・4をどのように解いていたかを具体的に教えてください。

逐語訳ではなく、傍線部の内容を分かりやすい英語に訳すことを目指しました。そのために、まずは頭の中で「和文和訳」をしました。

日本語と違い、英語は主語ありきなので、主語→動詞→目的語…の順番で英語に訳しました。難しい単語ではなく、普段の練習で使い慣れている単語や文法で訳すと、減点を防げます。
 
訳し終えたら、時制・人称・単複にミスがないか確認しました。

(総合考査Ⅱについて)

総合考査Ⅱにも、短い課題文があります。課題文を理解していることを採点者に示すため、筆者の主張を捉えてから、論を展開しました。

課題文と筆者の主張に対する自分の立場(賛否)を明確にすると、書きやすくなります。
  
意見の奇抜さではなく文章の説得力を重視し、具体例を挙げました。自分の経験や時事問題を盛り込むと、見識の広さをアピールできる上オリジナリティが生まれます。

―最後に、慶應義塾大学文学部を目指している受験生に自主応募推薦の小論文で高得点をとるためにアドバイスをお願いします!

課題文が長く内容も難しいですが、問題の傾向は同じです。過去問にできるだけ取り組み、要約・意見論述・和文英訳の時間配分を決めておきましょう。
 
設問を読み、何を書くことが求められているのかきちんと理解してから本文を読み進めてください。解答の要素を探す姿勢を忘れずに。
 
総合考査Ⅱでは、どんなジャンルの文章が出題されても対応できるよう、日頃からネタを集めておきましょう。ただ集めるだけでなく、「このネタならこのテーマに使えるな」と実践を意識すると本番で役立ちます。

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