2016年10月05日更新

『独自の添削問題で、考え抜く力を鍛える』東京大学理科三類合格者のZ会通信講座の受け方

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合格者のプロフィール

年度 2016年(現役)
進学 東京大学理科三類
合格学部 東京大学理科三類
出身高校 茨城県立土浦第一高等学校
センター試験
英語
190点
国語
166点
数学1A
90点
数学2B
95点
物理
95点
化学
96点
地理
74点

―Z会を使い始めた理由と使用開始時期を具体的に教えてください。

私がZ会を使い始めたのは実は高校からではなく、小学3年生の時からでした。

そしてZ会を高校でも続けることになった理由は、小学生、中学生のときに学校の授業とZ会のみで確かに高い学力が身に付けられたという実感があったためです。

高校に入学したときから東京大学の入試を受けることを見据えていたため、1,2年生の間から大学受験に対応できる力を養っていこうと高校でも通信教育を継続することにしました。

このとき、Z会をやめて塾に行く手もありました。ですが、結局塾には行かないことに。というのも、それまでのスタイルを捨てて塾に行くと自分のペースで勉強ができなくなると思ったためです。さらに塾に行くと経済的にもより負担になってしまうのも事実です。

Z会を始めた当初は本科トップレベルの英数国を受講していく予定でした。ところが、定期考査や課外活動が中学生の時よりもかなりハードになりZ会に割ける時間が少なくなってしまったため、応用力をつけたいと思っていた数学のみを受講することに。

その後、本格的な受験勉強を開始する前から早めに東大入試の傾向に慣れるためにも、2年生の3月からは本科トップレベルの受講をいったんやめて「東大即応演習」コースを受講しました。

さらに、1月、2月の受験直前期には英語・国語・数学・物理・化学の全科目について「直前予想演習」コースを受講しました。このコースで東大入試本番に即した演習を集中的に行いました。

受験直前期に全教科の添削を受けておいた方がいいという気持ちがあったものの、「東大即応演習」は英数国しかなく12月までの講座だったため結果的にこのコースを選ぶことになりました。

こうして高校の間はずっと塾に行かずに学校の授業とZ会のみで勉強を続けることになり、最終的には入試を突破できました。

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―受講していたコースについて、提出するペースや添削が返却されるまでの期間などの一連の流れを含めて具体的に教えてください。

先ほども書いたように、高校生のとき受講したコースは「本科トップレベル(数学)」、「東大即応演習」、「直前予想演習」の3種類です。

この他にもZ会には多くの講座があり1つ1つ流れが異なりますが、大まかには以下の流れで進みます。

まず、Z会では1か月ごとに単元が区切られていてそれに応じた添削問題が郵送されてきます。「要点のまとめ」や練習問題がついている場合もあるので、場合によっては添削問題に取り組む前にそちらに目を通します。

添削問題を解くときには、「解答時間のめやす」というものがついています。添削問題に取り組むときはそれを横目にみつつ、自力で解けるところまで記述します。とは言っても試験を受けているわけではないので、分からない時は参考書などを利用して解法を探ることもあります。

そして解き終わった後はコメント欄に質問や感想などを書いて、いよいよ提出です。

提出から2週間ほどたつと答案が返却されます。返却後の答案には、点数や正誤のみならず解説も含めて赤字で詳しく添削がされています。

受講するコースによっては「志望校別の目標点数」や「順位」などのデータも分かるようになっているため、全国の中での自分の立ち位置が分かります。毎月模試を受けているようなものですね。

解答解説も一緒に郵送されてくるので、それを使って復習をします。復習が完了したところで、ようやく1か月分の単元が終了します!

―Z会の通信講座をどのように活用していましたか? 学校の勉強との両立の方法も含めて具体的に教えてください。

1,2年の時に受講した数学のコースは、学校の授業で習った分野の応用力を身につけるために利用していました。参考書でいえば、青チャートの重要問題レベルから「1対1対応の演習」レベルといえます。予習というよりは、復習を兼ねた演習として利用していました。

ですが、1,2年生の間は毎月順調に進めていくのが意外と大変です。私もその例外ではなく、教材に手を付けられずにいることがしばしばありました。こうなってしまったら仕方ないので、夏休みや冬休みにやることになります。

この場合とは逆に、学校と並行して勉強がうまく進められたと感じたのは「東大即応演習」の方です。

毎月英数国の添削が1合計3枚と少ない分量であり、「ランキング締切日」に間に合うように提出すると全国のZ会員との順位比較ができるというのがやる気につながったこともあり、うまく毎月続けることが出来ました。

このように取り組み方は多種多様であり、これがZ会の利点であると言えます。

塾や予備校の場合、ペースを一定に保って学習を積み重ねていくことが出来るのは事実です。ですが、自分のペースで勉強がしにくくなるためどうしても時間の無駄が出てしまう印象があります。

一方、Z会などの通信教育の場合は自分のペースで勉強をすることができ、学習事項もピンポイントで選ぶことができるために効率よく勉強が進められます。

結果的に長期休みにまとめてやることになったとしても、しっかり取り組めば最終的に効率よく実力がつけることが出来るはずです。

―Z会の講座で使用されている教材や添削の質に対して、具体的にどのような印象を持ちましたか?

もちろんコースにもよりますが、Z会は東大・京大を始めとする難関大学をメインターゲットにしているだけあって、レベルは思考力を習得させるための問題、つまり難しめの問題が多いです。理系科目に関しては、何十分も考え続けてようやく答えが出てくるなんて問題もありますね。

Z会以外にも通信教材はありますが、ここまで応用力重視なのはあまりないはずです。

また、添削は先生の個性が結構出ています。少ない字数で要点を説明してくれる先生から、字数が多く解説が詳しい先生まで幅広くいます。とは言っても、どの先生にも共通しているのはどんな解答でもしっかり読み取り、アドバイスをしっかり与えてくださるということです。

このありがたさは、英語の自由作文や数学において模範解答以外の方針で解答を作ってしまったときに分かります。

これがもし1人で問題集を取り組んでいるときに起こったら、たいてい解きっぱなし状態で終わってしまいます。

一方でZ会の場合は、添削者にしっかり解答を分析してもらえます。

さらにいいところは、試験と違って解答の途中に「ここの表現が思いつかなかったです」「方針は分かるのですが、計算量が膨大になって解けそうにないです……」といったコメントを入れることができることです!

こうすると、添削者がそれに応じたアドバイスを返してくれます。

Z会の質の高い添削をうまく利用すれば、家庭教師がいるのと同じくらいの効果を得られるのではないでしょうか。

―Z会の講座を受講して、具体的にどのような効果がありましたか? またその効果は何によって生まれたと思いますか?

何といっても、粘り強く考え抜く力がついたのが最大の効果です。

試験ではないとはいっても、やはり点数がしっかりつくので解答を作るときに必死に取り組んだ記憶があります。

でも入試が終わった今考えてみると、本当に大切だったのは点数ではなくてこの考えるプロセスだったのだな、と思います。

実際、東京大学の入試では単純な知識ではなく、深く考える力が要求されています。

その一方で分量も多いので素早く解く力も要求されていますが、これは形式に慣れてアウトプットを素早くすれば良いだけなので、考え抜く力を身に付けていれば過去問演習ですぐに身に付けられるようになるはずです。

―自分で買った参考書や予備校を使うよりもZ会の通信講座を利用すべき人を、そう考える理由を含めて教えてください。

東大・京大を始めとする早慶レベル以上の難関大学の受験を考えていて、自分から勉強しようとするモチベーションのある人には受講を勧めたいです。

通信教材は個人個人のペースに合わせられるようにできているので、本来なら高校生全員に勧めたいところです。

ですが、まず添削を提出しないことにはどうしようもないので、「与えられたから仕方なく勉強する」というスタンスでは続けられなくなってしまうのも事実です。まずはやる気を高く保ちましょう。

そして、Z会は難関大学受験層をメインターゲットにおいているので、学校の授業では物足りない!と思っている人には最適ではないでしょうか。

また、国語や社会の論述など、解答が1通りに定まりにくい問題の添削をしてもらう場合にもZ会は有用です。自分に適したコースを選んで受講してみてくださいね。

―Z会の通信講座をより効果的に利用するためには、どのように受講すべきだと思いますか?

Z会を活用するうえで私が意識していたことは2つあります。

1つ目は、添削問題を解くときに自分が納得いくまで答案作成を続けることです。

先ほど、添削問題には「解答時間の目安」があるという話をしました。

しかし、私が10年間Z会を受け続けた中でこの時間内に答案作成が終わったことはほとんどありませんでした!というのも、私の場合は全ての問題を解き切って納得のいく解答を作成できるまで取り組んだためです。

時には、60分が目安の数学の問題で170分もノーヒントで考え続けたこともあります。

確かに時間内に解き終わることも大切ですが、Z会では思考力を鍛えることも目的の1つとして重視されているので、このような取り組み方もまた有用です。

考え続けている間は一見時間を無駄に消費しているように思えるかもしれませんが、これこそが思考力を伸ばすうえで大切な過程だということを忘れないようにしてください。

そして、2つ目は復習をしっかりすることです。

当然ですが、最初から全ての添削問題を完璧に解ける人はいないはずです(そんな人がいたら、Z会を受講する必要は無いはず……)。だから、本当に大切なのは復習をしっかりすることです。

ですが、Z会のネックは提出してから解答が戻ってくるまで2週間のギャップがあること。復習が先延ばしにされてしまうので、復習する気が失われることが多いのです。

実際、私が中学生のころは答案が帰ってきても赤字にさっと目を通して終わらせてしまうことが多くありました。

でも、これでは宝の持ち腐れです!そこで高校生の時は取り組み方を少し変えて、添削問題を解き直したらすぐに模範解答にも目を通すようにしていました。

そして答案が帰ってきてからもう一度軽く復習し、解法を自分のものにしていきました。

以上の2つの事項をしっかり実践するかどうかで、同じ添削問題を解いても得られるものが大きく変わってくるはずです。どうせ同じ問題を解くのであれば、最大限活用していきましょう!

―最後にZ会の講座の受講を考えている受験生に一言アドバイスをお願いします!

Z会には、入試に向けた実践力を身に付けるための環境が整えられています。ですが、それを生かせるかどうかはあなた次第です。

添削をいい加減にやらずにしっかり考え抜いて解けるか、添削を解きっぱなしにせずに復習をしっかりできるかどうか。主体的に活用できているかどうかを常に意識してみてください。

そして、Z会で解いた問題全てを自分のものにできれば確実に実力は上がります。さらに「考え抜く力」も得られます。これは、入試にはもちろん大学入学後にも役立つスキルです。

皆さんの健闘を祈ります!

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