2016年07月21日更新

『メリハリをつけて知識を吸収』慶應義塾大学文学部合格者の高3の英語の授業の受け方

CLOVER英文法・語法ランダム演習 入試発展.jpg

合格者のプロフィール

年度 2016年(現役)
進学 慶應義塾大学文学部
合格学部
  • 慶應義塾大学文学部
出身高校 東京都私立桐朋女子高等学校
センター試験 受験せず

―高3の英語の授業(演習を含む)で扱った教材を全て教えてください。

高3の授業では、4月から『CROWN English Communication Ⅲ』(三省堂)をメインの教科書として使っていました。これは、読解力を養成するための教材です。

センター試験レベルの英語長文が全部で10レッスンあり、各レッスンは4~6ページ程度で構成されています。

授業では本文和訳や内容に関する問題(先生が用意したものや、教科書に掲載されているもの)を解き、一回で1、2ページ程度進みました。

また、文法に関しては『CLOVER英文法・語法ランダム演習 入試発展』(数研出版)を使用していました。

全15レッスンが収録されており、1レッスンは4ページ程度です。

各レッスンには〈入試の出題傾向・ポイント〉と〈重要事項の解説〉が掲載されています。入試に頻出の文法事項が端的にまとまっていたので、効率的に復習することができました。

問題形式は、選択肢・整序問題・誤りを指摘するものなど様々で、ページいっぱいに文法問題が羅列されています。

基本的に中堅~難関大学の過去問からの出題で、解きごたえがありました。

授業の進度としては、一回で1レッスンが終わるくらいでした。

―高3の英語の授業の「予習の仕方」について具体的に教えてください。

『CROWN』に関しては、文章を一読し、分からない単語の意味を調べました。

自分の志望校の英語長文のレベルに比べて、教科書に掲載されている文章が比較的易しめだったので、「腰を据えて取り組む!」というよりも多読の教材という意識で読んでいましたね。あまり時間はかけませんでした。

『CLOVER』は、範囲になっている問題をすべてノートに解いていました。

最初は何も見ずに解き、分からない問題は解説を読んで文法事項を確認してから進めるようにしました。

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―高3の英語の「授業の受け方」で意識していたことを具体的に教えてください。

自分が分からないことの解説に絞って、先生の話を聞くことです。

授業は様々なレベルの生徒を対象として解説を行うので、簡単すぎることや既に知っていることの確認が多かったんです。

そうした話を聞くのは無駄ではありませんが、その時間に応用問題を解く方が効率が良いと思いました。

そのため、授業時間の半分くらいは持参した長文問題を解いたり単語帳を見る時間に充てていました。

もちろん、予習で分からなかったところの解説はきちんと聞いていましたし、応用・発展問題に関する話は板書を写すだけでなく、ノートにメモを取ることも忘れませんでした。

―高3の英語の授業の「復習の仕方」について具体的に教えてください。

『CROWN』は、知らない単語が多かったページを音読していました。

音読すると、単語の意味を文脈の中で覚えることができるからです。

継続が大切だと思っていたので、毎日数分だけでも音読を続けるようにしました。

『CLOVER』は、分からなかった問題や間違えてしまった問題には×を付け、その日の内に解きなおし、一週間後にも復習するようにしていました。

何度か繰り返すことで、やっと知識が定着しました。

―高3の英語の授業は志望校の英語に役立ったと思いますか?その理由も含めて教えてください。

『CROWN』の方は、志望校のレベルより易しめだったので、正直なところ直接役には立ちませんでした。

ただ、簡単な文と言えど多読の経験を積むことで、長文を読むスピードが速くなったとは思います。

『CLOVER』は、文法事項のヌケ・モレを発見するのにとても役立ちました。覚えているつもりでも、いざ問題を解くと思い出せなかったり記憶があやふやだったりしたので、知識の総確認として非常に有効でした。

―最後に受験生に学校の英語の授業に関するアドバイスをお願いします!

先生の話を聞くべきところは集中して聞き、知っている事項に関しては適度に聞き流す、というようにメリハリをつけて授業を受けることが大切だと思います。効率良く知識を吸収しましょう。

そのためにも、予習をして疑問点を洗い出しておくことが必要です。