2016年10月14日更新

『数学に慣れて苦手意識を持たない 』東京大学文科3類学部合格者の高1,2の数学の授業の受け方

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合格者のプロフィール

年度 2016年(現役)
進学 東京大学文科三類
合格学部
  • 東京大学文科三類
出身高校 福岡県私立久留米大学付設高等学校
センター試験            
英語
189点
国語
178点
数学1A
92点
数学2B
89点
化学基礎
48点
地学基礎
44点
日本史
85点
世界史
93点

―高1,2年の数学の授業で扱った教材・宿題で使用された教材を全て教えてください。

高1の授業では主に指定の教科書と4stepのB問題以上が、宿題には1Aの青チャートの練習問題が毎週7〜12問ほど、長期休みの課題に章末問題や大学への数学、4stepの章末問題などが使用されました。

高2の授業では入試問題集が使われました。宿題では2Bの青チャートの練習問題が毎週5〜10問ほど、長期休みの課題に章末問題や大学への数学、4stepの章末問題などが使用されました。

青チャートの練習問題は毎週ある週テストの範囲でした。

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―高1,2年の数学の授業の進度を簡単に教えてください。

私は中高1貫校出身なので、数1Aの学習は中3で一通り終わっていました。

その続きで、高1は数2Bを一年間かけてやりました。

進度としては、単元1つにつき教科書で章末問題まで一通りやるのに2〜3週間ほど、4stepに移り毎授業3〜4問という感じでした。

高2では入試問題集を毎授業3〜4問進めていました。

―高1,2年の数学の授業の「予習の仕方」について具体的に教えてください。

毎授業予習は必修で、あらかじめ予習を板書する順番が決まっているので、その問題はできるだけ完璧に解けている状態にしていました。

それ以外の問題は時間がなかったり難しくて解けない場合でも最低限目を通すことはしていました。

私は日曜日を数学の予習の時間と決めていたので日曜日に3〜4時間程かけてその週の分をできるだけ終わらせるようにしていました。

しかし、部活動もあり、ついついサボってしまうことが多かったですね。

定期テスト毎にノート提出があったのですが、その時にやってないところを慌てて埋めあわせる、という具合でした。

―高1,2年の数学の「授業の受け方」で意識していたことを具体的に教えてください。

予習が疎かになりがちな分、とにかく小テストを楽しんでやっていました。授業が簡単な時は小テストを授業そっちのけでやるくらい、必死で解いていたこともありました。(私の高校では小テストが授業の最初に配られて、一定時間が与えられ、その後板書の問題の解説、授業の最後に回収するという形でした。)

数学は慣れが何よりも大事だと思っていたので、できるだけ数学の授業中はただぼんやりと聞いているよりも手と頭を動かして自力で考えるようにしていました。

予習をやらなかった時は(本来あまり良くないですが)、授業中にその日の内容は完璧にしておこうと思っていました。

板書を写してでも、手を動かして数学に慣れて、授業に遅れないように必死でしたね。

分からないままにしておくとそこから苦手は生まれるものですからね。

―高1,2年の数学の授業の「復習の仕方」について具体的に教えてください。

授業の復習はあまりやった覚えはありません。やったのはテスト勉強ぐらいでしょうか。

テスト勉強も、提出が必要な予習ノートの埋め合わせや授業中に難しいと思った問題をもう一度解き直すぐらいでした。

しかし、ほぼ毎回実施されていた小テストの復習だけは返ってきたらすぐにやっていました。

満点だった時は他の解き方を読んでみたり、満点でなかった時は自分の間違いに納得するまで解答とにらめっこしました。

納得できない場合は簡単な類題を教科書やチャートの例題で見つけて、理解するようにしていました。

友達の解答を見せてもらった時はこんな解き方があるのか、とワクワクしましたね。

―高1,2年の時は部活もあり体力的にも厳しい人も多いですが、家に帰ってからの勉強で成果を出すには何が重要だと思いますか?

私は予習をやっつけで「こなす」くらいならやらなくてもいいと思います。

本当はちゃんとやってないのに「こなし」たことで一応やったという安心感が生まれ、そこが出来ないと嫌いになり、やがて苦手になります。

それよりも自分の手で易しい問題でもいいので問題を解いて数学に「慣れる」ことが大事だと思います。

そのためにできれば毎日やったほうがいいですが、できないなら、この日は数学の日と決めて1日数学だけする、というのもアリだと思います。

―大学受験を終えてみて高1,2年の時の数学の授業をより効果的に活用するにはどうすれば良いと思いますか?その理由も含めて教えてください。

予習を毎回完璧にやっておけば、というのはやはり後悔しています。

それでも数学に苦手意識を持たなかった理由はやはり、授業中に自分で手を動かして自分で考えて、数学に慣れていたからだと思います。

分からないからといって放っておくことだけはやめましょう。それが苦手の根源です。

―最後に高1,2年の数学の授業を大学受験の数学に生かすために大事なことを含めて高1,2年生にアドバイスをお願いします!

高2まででやる内容は大学受験の数学の序の口です。正直、もっと難しい問題が入試問題には待ち構えています。

しかし、高2までで土台を作っておけば大丈夫です。そしてその土台というのが「数学への慣れ」だと私は思っています。

授業中、ただ聞いているだけでなく、いかに自分の手と頭を動かすか。これにかかっていると、私は思います。

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