2016年04月23日更新

『センター国語はテクニックより慣れが大切』早稲田大学文学部合格者のセンター国語の解き方

大学入試センター試験過去問レビュー国語 2015(河合塾シリーズ).jpg

合格者のプロフィール

年度 2015年(現役)
進学 早稲田大学文学部
合格学部
  • 東京外国語大学言語文化学部
  • 早稲田大学文化構想学部
  • 同志社大学文学部
  • 関西学院大学文学部
出身高校 兵庫県立姫路飾西高校
センター試験
英語
182点
国語
161点
日本史
97点

― センター国語の目標点と、その達成のために1番重要だったことを教えてください。

出来れば180点、最低でも160点と決めていました。

目標ギリギリではありますが、その達成のために重要だったことは、過去問をたくさん解いておくこと

センター試験は受験生にとって1番初めの入試。普段点を取れる人が会場の雰囲気に飲まれて本領を発揮できなかった、という話はよく聞きます。

過去問を多く解き、問題の形式や時間配分に慣れておくことで、本番で過度の緊張を防ぐことが出来たと思います。

― センター国語の解く順番・時間配分についてその順番で解く理由も含めて教えてください。

大問3(古文)、大問4(漢文)、大問1(評論文)、大問2(小説文)の順番で解きました。試験時間が80分で、各大問ごとに15分、見直しに20分かけました。

古典を先に解いた理由は、センターの古典は「分かるか分からないか」よりも「知っているか知らないか」を問う設問が多いから。

一方、現代文はよく読んで考える必要のある設問が多いので、現代文で考える時間を確保するために古典を先に済ませていました。

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― 大問1(評論文)をどのように解いていたかを具体的に教えてください。

本文を一気に読むのではなく、傍線部に行き当たるたびにその前後を読んで解答しました。

一気に読んで最後にまとめて解こうとすると、傍線部付近を解くときにもう一度読み直す分タイムロスが生まれます。

評論文はあまり文の全体像を考えずに、傍線部の付近だけから答えを探すようにしていました。

センターの選択問題は長さで紛らわしくなっている選択肢が多いので、間違い探しのつもりで違う部分を探して消去法で絞っていきました。

― 大問2(小説文)をどのように解いていたかを具体的に教えてください。

小説はつい想像力で解いてしまいがちな分野ですが、だからこそ本文に忠実に解くようにしました。

高得点には登場人物の心情の変化を理解することが不可欠です。そのために、どの部分でどのように変化したのかを逐一整理して頭に入れました

分かりにくいときは、自分でメモを書いて冒頭から終わりまで心情の変化とそのきっかけをまとめました。

もう一つ気をつけていたのが、どの視点で描かれているか

小説は評論と違い、同じ作品の中でも視点が変わります。

例えば登場人物について「僕は~~だった」とあるなら登場人物の視点ですし、「彼は~~だった」とあるなら第三者の視点です。

選択問題で「傍線部の文は登場人物の視点で情緒的に描かれている」「傍線部の文は筆者の視点で俯瞰的に描かれている」という文章を分析させるタイプのものがあります。

視点さえ押さえていくと、このような問題で点を落とさずに済むようになりました。

― 大問3(古文)をどのように解いていたかを具体的に教えてください。

問一はまず選択肢を単語の意味の正誤で2択か3択まで絞り、前後の文脈と照らし合わせて解答を選びました。

センター古文は敬語の多用と主語の省略で読みにくくなっている印象だったので、敬語の主体と対象、そして全ての動詞の主語を見つけ出していました

和歌は登場人物がどんな状況で、どんな気持ちで詠んだのかを、自分の推測ではなく本文中から根拠を探して考え出すように心がけました。

本歌のどの単語と返歌のどの単語が対応しているか、なども考えると和歌の内容が取りやすくなったと感じます。

― 大問4(漢文)をどのように解いていたかを具体的に教えてください。

問一の語彙の意味は暗記していなかったのですが、本文から十分判断できるものが出題されていたと思います。

漢文は古文と違い主語が明確に分かるので「誰が、何を」を一度で把握するように集中して読みました

また、いちいち書き下し文に頭の中で直していると時間がかかるので、英語と同じ語順と割り切って遡ることなく読み切りました。

漢文は主題が冒頭か最後にあり、主題を象徴する例え話が展開されているパターンが多かったです。

その場合、どれが主題の何の例えになっているのか考えると先の展開が読めて楽に進められました。

― センター国語の対策で役立ったこと、後悔したことをそれぞれ教えてください。

役立ったことは、始めにも述べましたが過去十年分を解いて形式に慣れておいたことです。

単に慣れるだけでなく、古典や漢文に関しては過去問で解いた文法問題とよく似たものが本番で出題されていた点でも、過去問を多く解いておいて損はないと思います。

後悔したことは、直前に国語の対策を放っておいてしまったこと。

私は外大のために英語で高得点を取る必要があり、センター直前は英語ばかり勉強していました。そして、得意だからとおろそかにした国語で納得のいかない点数を取ってしまいました。

得意科目だからと慢心せずに国語にも時間を割いておけばよかったと今は思っています。

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