2016年07月10日更新

センター国語で160点以上取るなら評論重視。8割超えを目指す人のレベル別目標点と対策

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GMARCHを目指すならセンター国語は8割の160点

初めての受験本番となるのがセンター試験。国公立大志望の人はもちろん、センター利用で私立大を受験する人も多いのではないでしょうか?

センター国語に悩まされるのは、何といっても『点数が安定しない』ということ

国語は読解力のほかに出題文とのフィーリングも問われる科目。小説なんかは特にそうです。国語が得意な人ですら、共感できない筆者が出題されると高得点は難しいのです。

このようなセンター国語の点数を安定させる方法はひとつだけ。フィーリングではなく知識で解ける評論と古典で点を稼ぎ、フィーリングに左右される小説は平均点を目指すという方法です

そして、GMARCHを目指すならセンター国語8割、早慶なら9割を目指すべきです。歴史などとは違い、国語は問題形式の差こそあっても解法はセンターも私立一般も同じ。センター出来ないけど私立志望だから関係ないよね、とはいきません。

逆にセンターで8割が取れる実力があるなら、難関私立大でも戦えるということにもなります。

今回は、志望校レベル別のセンター国語目標点と、その対策法について紹介します!

GMARCH志望が8割を取るためには評論重視を貫く

小説は点が安定しにくいというのは上記の通りですが、その一方で比較的点が取りやすいのが評論です。小説はほどほどにして評論に力を注ぐのがカギです

現代文の時間配分は、評論17分、小説17分、見直し6分。ただし見直しはすべて評論に使います。小説は見直しません。

評論を解くときは、問題文ではなく選択肢を精読します。本文と違っていることや書かれていないことが少しでもある選択肢を消去します。

見直しでは、迷った選択肢と選んだ選択肢を読み比べ、選んだ選択肢が解答だと思う根拠を本文中から探します。

小説ではあまり時間をかけないためにも、一度解答したらもう修正しないようにしましょう。というのは、小説は読めば読むほど泥沼にはまりやすい分野ですし、評論と違って何回も読めば分かるというものでもないからです

評論で高得点を取っている限りは小説で多少こけても大きなダメージにはなりませんので、割り切って一発回答しましょう。

古典では問題順ではなく本文に出てきた順で解きます。古典は必ずしも本文に出てきた順に問題が出題されているとは限りません。本文を読んでいって問題に行き当たったら解きましょう。

古典も見直しはしません。一度で解答するのみにとどめます。

また、センター8割を目指す人はすでにそれなりの語彙力が備わっているので、自分の単語知識で単語の意味を考えてしまいがち。これが大きな罠です。古典では、単語の意味のほかに前後の文脈とも照らして解答します古文単語や漢文の漢字は多義語であることが多いからです

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早慶志望が9割を取るためには『どの問を落とすことができるか』を考える

9割を目指す受験生は、現代文古典ともにかなり実力がある人です。9割を目指すとなると『何点取るか』よりも『何点までなら落とせるか』を考えましょう

センター国語の配点は2点から8点まで。7点以上の問題を2つ以上落とすと9割つまり180点は難しくなってしまいます。

7点以上の高得点問題は、平成28年度試験の場合だと評論、小説、漢文は問二以降、古文は問三以降。つまり2つ以上落としても大丈夫なのは各設問の問一と古文の問二だけということになります

7点以上の問題を2つ以上落とさないために不可欠なのは、解答の根拠となる部分を本文中から必ず見つけ出すこと。絶対に『なんとなく』では解かないようにしてください。

センター国語で8割超えするために試験当日にするべき3つのこと

センター国語で8割超えするために、試験当日と試験本番でするべき3つのことを紹介します。

試験前は古典の文法以外は見直さないこと

朝会場に向かう時や休み時間に国語を勉強するなら、古典の文法事項以外は見直さないようにしましょう

会場でよく見られるのが漢字熟語集を見ている受験生ですが、感じの出題はせいぜい10点。しかもその漢字は分からなくても消去法で分かる場合も多いので、勉強したところで点数には結びつきにくいのです。

古文の助動詞や漢文の再読文字なら、まず出題文中にひとつやふたつは必ず含まれています。そこが直接問われている確率は低いですが、そこの意味を取り違えると解答で迷ってしまうというのは十分起こりうることです。

与えられた選択肢だけに頼るのではなく自分の頭の中でも解答をつくる

センター試験はすべて選択形式です。解答するときは選択肢と本文を読み比べて解答している人がほとんどだと思いますが、まずは自分でも解答を作ってみてください

傍線部とはどういうことか、と問われたとき、その答えをまず自分の頭の中で考えます。次に選択肢を読み、自分の解答と同じものがあれば解答します。なければ自分の解答と選択肢の違いを探し、その違いは本文で許容される範囲かどうかを確かめます。

同時に選択肢同士の違いに注目することも大事です。①と②の違いが分からないのに①か②かを選ぶことは出来ませんよね。本文よりも選択肢を精読しましょう。

センター国語の答え合わせは2日目が終わった後で

センター試験のうち国語は1日目です。センター試験がすべて終わるまで答え合わせは絶対にしないようにしましょう

センター試験は受験生にとって初めての受験。ささいなミスを発見しただけでも動揺し、2日目が身に入らないなんていうこともあります

センター1日目が終わっても答え合わせは翌日に持ち越し、翌日の数学や理科に専念しましょう。これは国語に限らず社会や英語も同様です。

センター国語で8割以上を目指すなら過去問で対策あるのみ

国語が得意というわけではないけれどセンター国語で8割を取りたいと思っている人が悩んでしまうのは、どの問題集を使って対策するべきかということ。

高得点を目指すなら、問題集として過去問を使いましょう。過去問を特別扱いして年が明けるまで手をつけない人が多いですが、あれは間違いです。国語は『この範囲まだ習ってない!』ということがないので、夏休み前には一度は解いておくようにします。

過去問を繰り返しすることで、自分に合った解法や時間配分がつかめてきます

ただし、過去問の難点は解説が不親切ということです。苦手分野があり、より詳しい解説を求めるなら『マーク式基礎問題集現代文』『センター試験必勝マニュアル 国語』『きめる!センター古文漢文』がよいでしょう。



いずれも実際にセンター試験やセンター模試で出題された問題を収録した問題集です。センター試験と同レベルの問題に、過去問にはない丁寧な解説が魅力です。

画像引用:instagram.com